バクラクの新しいAI-OCRが企業運用を劇的に改善！

バクラクの進化したAI-OCR

株式会社LayerXが展開する「バクラク」は、お客様のニーズに応える形で「パーソナライズドAI-OCR」をリリースしました。この新機能は従来のAI-OCRを大幅に強化し、企業ごとに必要な情報を的確に読み取る能力を向上させました。これにより、請求書や領収書の取り扱いがさらにスムーズになります。

リリースの背景

バクラクシリーズは、初めからAIを活用し、書類の内容を自動で読み取る「AI-OCR」に力を入れてきました。これにより、入力の手間を減らし、ミスを防ぐことを目指していました。従業員全体の働き方を支えるこのシステムは、特に管理部門から高い評価を受けています。

従来のAI-OCRは機械学習を用いて、書類の読み取り箇所を学習し、企業や用途ごとの精度を高めてきました。しかし、同じ書類でも企業ごとの求める情報が異なるため、全体的な精度向上には課題がありました。たとえば、請求書内に含まれる「金額」一つとっても、税抜き金額を重要視する企業と税込み金額を重視する企業が存在するため、読み取りに苦労することが多かったのです。

パーソナライズドAI-OCRの特徴

新たに添えられた「パーソナライズドAI-OCR」は、企業ごとのニーズに合わせてAIが学習を進めます。一通の書類から多様な情報を読み取り、その意味を理解したうえで、最も適切な情報を候補として提示します。さらには、初回の推薦情報を変更すると、AIがその選択も学び取り、次回の推薦に活用されます。これにより、日々進化する精度と個別ニーズへの対応が可能になりました。

これらの進化により、バクラクのAI-OCRは単なる自動化から、企業独自の運用に最適化されたシステムへと進化を遂げています。また、この新技術は特許出願中であり、その導入が期待されています。

リリース予定

「パーソナライズドAI-OCR」の導入スケジュールは以下の通りです。

- バクラク電子帳簿保存: 2024年11月25日より一部顧客向けにリリース開始
- バクラク請求書受取・仕訳、経費精算: 2025年1月から順次リリース予定

バクラクとは

バクラクは様々な業務を効率化するクラウドサービスです。経費精算や請求書管理、勤怠管理などの機能を有し、手動での入力を大幅に軽減します。中小企業から大企業まで、多くの企業がこのサービスを利用し、コア業務に専念できる環境を整えています。

企業情報

株式会社LayerXは「すべての経済活動を、デジタル化」をミッションに掲げ、AI中心のソフトウェア体験を提供しています。法人支出管理や人的資源管理に関するサービスを展開し、デジタルネイティブな発想で新しい働き方を実現しています。

今後もLayerXは「働くをラクに。ラクをもっと創造的に。」というビジョンのもと、企業のデジタル改革を推進し、革新的な製品を提供し続けることでしょう。