自然保護を次世代へ継承！日本自然保護大賞2025の募集開始

日本自然保護大賞2025の開催が決定

公益財団法人日本自然保護協会が主催する「日本自然保護大賞」は、今年で25年目を迎えます。この賞は、日本国内における自然保護と生物多様性の保全活動を評価し、表彰することを目的としています。特に、自然環境の保護や生物多様性の再生に寄与する個人や団体を対象とし、次世代の活動を促進することを目指しています。

活動募集の詳細

今年の応募は、以下の3つの部門に分かれています。
1. 保護実践部門: 自然や生物多様性の保全に向けた実績をもとに評価される活動や研究。
2. 教育普及部門: 自然保護や生物多様性の教育普及に寄与した活動が対象。
3. 子ども・学生部門: 学生や子どもが主体となって取り組むユニークな活動。

2025年の募集はすでに開始されており、応募締切は2025年7月31日。受賞者は2025年10月17日、つまり日本自然保護協会の創立記念日に発表されます。

表彰式と受賞者の訪問

授賞式は受賞者の活動地で行われる予定です。このように、受賞者を招待し、共にその活動を祝うことで、地域の自然保護活動の重要性がさらに高まることを期待しています。

日本自然保護大賞の背景

この大賞は、2014年に設立されたもので、それ以前の「沼田眞賞」から継承され、今年で25年となります。過去には合計64の団体や個人がこの名誉を受けており、その活動は全国各地で幅広く展開されています。

また、この活動は、経団連自然保護協議会や環境省、国際自然保護連合日本委員会（IUCN-J）など、さまざまな協賛・後援の下で行われています。

誰でも応募可能

応募は、個人や団体、企業、自治体の全ての方々が対象です。また、自然保護の重要性が広まる中、幅広い世代からの積極的な参加が期待されます。この機会を通じて、自然環境の保護に取り組む声を全国に届けることができます。

未来を見据えた自然保護活動

日本自然保護協会は、自然環境の保護を目指し、1951年の設立以来、多様な活動を続けてきました。これは、「自然のちからで、明日をひらく」というメッセージのもと、人と自然がともに生きる社会を目指す情熱の賜物です。

全国で行われる多岐にわたる自然の調査や保護の活動を通じて、将来の世代に美しく豊かな自然環境を手渡すための取り組みが求められています。