血圧ケアの重要性を広める「PROTECT HEARTS PROJECT」
日本人にとって身近な健康テーマである血圧ケア。その重要性を啓発するために始まった「PROTECT HEARTS PROJECT」が、関西エリア初となるリアルイベントを2025年9月6日に滋賀県彦根市の商業施設「ビバシティ平和堂」で開催しました。
初のリアルイベントで伝えたかったこと
このプロジェクトは、食品、医療、流通、運動といった異なる業種の企業が連携して、血圧ケアに取り組むものです。血圧の問題は見過ごされがちですが、無視すると大きな健康リスクにつながります。そのため、身近にできるアクションを広めるための取り組みが必要です。
滋賀県でのイベントでは、「ビバシティ平和堂」の特設スペースにおいて、血圧測定や医師によるオンライン健康相談、血圧ケアをサポートする商品の試飲会などの体験型コンテンツが提供され、多くの来場者がこの機会を利用しました。
多様な専門家が参加
イベントでは、各ブースで専門家によるアドバイスが行われ、参加者は熱心に耳を傾け、様々なアクションを試みていました。例えば、オムロン ヘルスケアのコーナーでは最新の機器を使って血圧や心電図を測ることができ、参加者は自身の健康状態をしっかりと把握することができました。
医療分野では、イーメディカルジャパンの専門医がオンライン相談を行い、血圧管理の重要性について直接アドバイスを受けることで理解を深めた方々も多かったようです。
また、腸活に関するブースでは、管理栄養士により食事から血圧をケアする方法が紹介され、地域の食品や健康習慣に特化したアプローチが提案されました。
楽しみながらできる血圧改善体操
健康習慣の一環として、セントラルスポーツによる血圧改善体操コーナーも人気でした。参加者たちは専門家の指導のもとに自宅でも簡単にできる体操を楽しみながら体験し、楽しく健康への一歩を踏み出しました。
血圧ケアを支える商品の試飲会
さらに、食品業界の参加企業による商品の試飲会も盛況で、特に機能性表示食品に対する関心が高まりました。Mizkanや森永乳業などの企業が提供した食品は、血圧や血糖値にアプローチする健康対策を意識した商品でした。試飲を通じて、健康への関心を高めるきっかけとなったようです。
地域社会との連携
今回のプロジェクトは、地域に密着した大手スーパーマーケット「平和堂」との連携により実現しました。平和堂の営業統括本部長、夏原陽平さんも「地域社会の健康に貢献できることを大変嬉しく思っている」と話しており、今後も地域での健康情報の発信を続けていく意向を示しています。
今後の展望
このプロジェクトは、来る9月には愛知と京都でもイベントを実施予定であり、全国規模での健康啓発活動を進めていく計画です。「血圧ケア」は単なる一過性のテーマではなく、日常生活に根付く重要な課題として取り組まれるべきものです。
これからもこのようなイベントを通して、血圧ケアの重要性を多くの人々に伝え、より健康な社会の実現を目指していくことが期待されています。