東急コミュニティーが複数オフィスビルにラクビルTeXを導入開始

ビル管理革命が始まる！ラクビルTeXの導入

近年、ビル管理業務のデジタル化が進められる中、株式会社ラクビルが提供するビル管理DXツール「ラクビルTeX」が、株式会社東急コミュニティーが管理するいくつかのオフィスビルでの導入が発表されました。これにより、テナントとのコミュニケーションや業務の効率化が図られることが期待されています。

ラクビルTeXとは

ラクビルTeXは、事業用不動産の対テナント業務を効率化・高度化することを目的に開発されたプラットフォームです。このSaaS型サービスは、オフィスビルや商業施設などを管理・所有している方々を対象にしています。これまで多くの業務が人手で行われていましたが、ラクビルTeXはデジタルツールを通じて、これらの業務を効率的に処理できるようにします。

東急コミュニティーのニーズに応える

東急コミュニティーは、数多くのオフィスビルを管理する総合不動産管理会社です。多様な建物における管理業務を行う中で、テナントとその従業員が直面している課題に注目。特に、煩雑な申請や書類の管理、情報共有の困難さが問題視されました。これらの課題を解決するために、ラクビルTeXが導入されることになったのです。

具体的な機能

ラクビルTeXは、テナントとのコミュニケーションを円滑にするためのツールとして機能します。例えば、設備の利用申請や工事の申請、さらにはトラブル対応といった業務が含まれます。また、テナント企業が持続的に利用し続けられるためには、物件で働く従業員も満足できる環境づくりが重要です。

また、物件の運営にはプロパティマネジメント（PM）やビルマネジメント（BM）企業、清掃・警備スタッフなど、様々な関係者が連携する必要があります。そのため、ラクビルTeXはこれらの業者間のコミュニケーションを円滑にする役割も果たします。

業務効率化の必要性

近年、ビル管理業界では深刻な人手不足が問題になっています。これにより、多くの業務を効率的に進めることが求められています。ラクビルTeXは、デジタル化を通じて現場の負担を軽減し、より質の高いオペレーションを実現するサポートを目的としています。

導入されたオフィスビル

今回、ラクビルTeXが導入されるオフィスビルには、東京都渋谷区の恵比寿ビジネスタワー、港区の品川イースト、品川東急ビル、渋谷センタープレイスなどがあります。これらの物件は、総延床面積が合計で数万平方メートルに及び、入居者や従業員にはより便利な環境を提供することが期待されています。

今後の展望

ラクビル株式会社の代表取締役である大内健太郎氏は、「ラクビルTeXが株式会社東急コミュニティー様の掲げる「選ばれるビルづくり」に貢献できるよう、システム開発に努めて参ります」と語っています。また、これを機に大手のPM・BM会社にもさらなるサービス提供を行い、ビル管理オペレーションの省力化を図るとしています。

これからのビル管理業務において、ラクビルTeXのようなデジタルツールはますます重要になってくるでしょう。ビル管理の効率化は、達成可能な未来のビジョンとして、多くの企業やテナントから期待されています。