福井市が未来の観光業を考える「ふくい観光戦略セミナー」を12月2日に開催します。このセミナーでは、北陸新幹線開業による観光の変化や、インバウンド需要を活かすための施策について議論します。参加者は、宿泊業や飲食業、観光施設など観光関連事業者が中心となっており、実践的な知識を得ることが期待されています。
セミナーは午後2時からスタートし、事前の受付は午後1時30分から行われます。会場は福井市のハピリン3階、ハピリンホールです。定員は100名で参加は無料ですが、事前の申し込みが必要です。応募はオンラインで行うことができ、詳細な情報は福井市観光協会の公式サイトでも確認できます。
当日は、様々な講師による講演も予定されています。特に注目されるのは、JR東日本の北陸営業センター所長である原田一郎氏の講演です。「その先のホクリクへ」というテーマのもと、北陸地域の観光の未来に向けた視点を共有していただけることでしょう。
また、日本政府観光局(JNTO)の吉越大悟氏による訪日インバウンド観光の動向についての講演も行われ、観光業の最前線を知る絶好の機会です。金沢大学の今洋佑准教授は「先端観光科学って何?」と題し、観光業における新しい潮流や技術の可能性について話を推進します。
さらに、講演後には、インバウンド時代における福井の取り組みについてのパネルディスカッションが行われ、これからの福井観光に対する様々なアイデアが交わされる予定です。地域の観光活性化に興味がある方や、業界関係者にとって特に有益なセミナーとなるでしょう。
福井市はこれまで数多くの観光資源を持ちながら、インバウンド需要の増加にも力を入れています。このセミナーは、そのための重要なステップです。地域の観光事業者が一堂に会し、より良い受入環境を作るための知見を持ち帰るチャンスです。
もし福井の観光業に関心を持っている方がいれば、ぜひこの機会を利用してみてください。多くの方の参加をお待ちしています。興味がある方は、事前に申し込みをお忘れなく。