招徳酒造とのコラボ！居酒屋が挑戦したオリジナル日本酒の魅力

限定50本！居酒屋店長が手掛けたオリジナル日本酒の誕生

2025年1月27日より、大阪・福島の居酒屋『北海道海鮮にほんいち』福島店が、同店の店長と社員チームが手がけたオリジナル日本酒「純米吟醸無濾過生原酒 N・I」の提供を開始します。日本酒造りの伝統技術に新しい風を吹き込むこのプロジェクトは、店長自身の想いと挑戦が詰まった特別な日本酒です。

本当に特別なお米を使用

その日本酒に使われた酒米は、実は店長や社員が自ら田植えを行った、京都産の特別なお米。このオリジナル日本酒は、「食材や料理にこだわってきた我々が、同様に日本酒においても唯一無二の感動を提供したい」という思いから誕生しました。共に手掛けたのは、日本酒造りで名の知れた『招徳酒造』。店長が酒蔵での体験を通じて学びながら、こだわり抜いた仕上がりとなっています。

店長桑田の情熱

店長の桑田博史はこのプロジェクトに対して、「この日本酒には、自分自身の挑戦と家族の思い出が詰まっています」と語ります。彼にとって、家族と共に田植えを体験したことは、お米が持つ力を肌で感じ、自然への感謝を深める特別な時間でした。そして、招徳酒造での体験を通して、職人たちの情熱や酒造りの技術の奥深さに感銘を受け、自信を持って酒を提供したいという思いがさらに強まりました。

無濾過のこだわり

「純米吟醸無濾過生原酒 N・I」は、あえて濾過工程を省くことで、素材の個性や造り手の本質を表現しています。精米歩合は60%で、お米の旨味や香りを最大限に引き出した、フレッシュで力強い味わいを実現しました。提供価格は1合980円（税込）と、手の届きやすい設定となっています。

特別な田植え体験

日本酒製造のプロセスの一環として、桑田店長と社員全員が参加した田植えは、ただの作業以上の意味を持っていました。子どもたちもその泥んこ遊びに夢中になり、大人たちも昔の記憶が蘇るかのように笑顔で過ごしました。この体験は、家族や仲間との絆を深める大切な時間となり、自然の恵みに感謝する気持ちを新たにしました。

酒造りの情熱と技

京都の老舗酒蔵・招徳酒造での仕込み体験も特筆すべきポイントです。酒造りの現場で、職人たちの丁寧で繊細な作業を間近で観察することができ、発酵中のタンクから漂う豊かな香りに包まれました。この体験を通じて、良い酒を造るためにどれほどの時間と手間がかかるのかを実感し、彼らへ尊敬の念が深まりました。実際に手伝った作業では、普段の仕事では味わえない達成感と喜びがありました。