理系女子を支える新たな場、RiReal Labの始動
筑波大学から生まれたベンチャー企業、
株式会社Griteenは、2026年に理系女子のためのコミュニティ「
RiReal Lab」をスタートさせました。これまで理系進学を志しても情報不足のために進路選択を諦める女子が多かった中、実際の体験に基づく支援の場を提供することを目指します。
コミュニティの発足背景
Griteenの代表、
多田遥香は中学生時代にプログラミングに出会い、高校ではロボット競技での世界優勝を果たしてきました。しかし、彼女が多くの理系女子から「理系進学のイメージが持てない」「相談できる人がいない」「情報が圧倒的に少ない」といった声を聞く中で、情報の格差が進路選択に大きな影響を与えていることに気づきました。このような現状を打破するため、情報の提供だけでなく、同じ仲間同士のつながりを促進するノウハウをもとにRiReal Labを設立しました。
コミュニティの概要
RiReal Labは、理系分野を目指す女子学生に「孤立せずに進路を選ぶことができる環境」を提供することを基本の理念に据えています。主な利用者は中学生・高校生の女子とその保護者、または進路やキャリアに悩む理系の大学生や大学院生です。コミュニティでは以下の活動を行っております。
- - オンライン相談会や座談会
- - 理系先輩によるトークセッション
- - 常時相談できるコミュニティチャット
- - 進路・就職に関する情報のシェア
これにより、参加者は実際の体験を通じて情報を得て、コミュニティ内でのやりとりを通じて仲間とのつながりを感じながら意思決定ができる環境を整えています。
第1回イベント「理系女子が答えるお悩み相談会」
2026年4月1日には、
第1回イベントとして「理系女子が答えるお悩み相談会」を実施しました。中学生から大学生までが参加し、リアルな悩みや質問が飛び交いました。参加者は、「男子が多い環境でやっていけるのだろうか」「体調不良時に安心できる場所がない」「理系に関する情報が少ない」といった具体的な不安を語り、現役の理系女子からは「女子同士の支え合いがある」「学業は忙しいが充実感がある」「進路選択には情報収集と人とのつながりが大切」といった実体験がシェアされました。
イベント後のアンケートでは、参加者から「まさに欲しかった情報を聞けた」「親身に答えてもらえて安心した」「実体験に基づくお話が参考になった」といった評価が寄せられ、理系女子たちがより自信を持って進路を選べるようになる手助けができていることが確認されました。
メディア展開
Griteenでは、理系を目指す女子への情報発信メディア「
RiReal」も運営しています。このメディアでは、現役理系女子による体験談、進路情報、大学生活の実態などが紹介され、現実的な進路選択のサポートを行っています。また、RiReal Labを通じた人とのつながりも提供することで、情報とコミュニティの両面から理系女子の意思決定を支援しています。
多田遥香の意気込み
多田遥香は、コミュニティ設立の背景として「理系女子は多くの不安を抱えている」と語ります。男子が多い環境への不安や、体調不良時のサポートがない事情に対して、「情報が足りない」という共通の声が上がったことを受け、RiReal Labの必要性を強く感じています。「誰もが安心して理系を選べる社会をつくりたい」との思いを胸に、コミュニティの発展に尽力していく考えです。
まとめ
原則的に情報不足が理系女子の進路選択に影響を与える現代において、
RiReal Labは新しいつながりの場を創出しています。このコミュニティは、理系に興味を持つ女子たちにとって進路を選ぶ際の大きな助けとなることでしょう。