サステナブル社会の実現に向けた革新的な一歩
カタリスト投資顧問株式会社(以下、当社)は、投資のエコシステムの強化を通じて、サステナブルな社会の実現を目指す新たな取り組みを発表しました。同社は「日本の未来」という愛称を持つ、マネックス・アクティビスト・ファンドのマザーファンドに対する投資助言を提供し、その利益の一部をコミュニティに還元していく方針です。
企業理念とジャンプスタート
当社は「変革期を迎える日本企業が真に変化するためのカタリストとなる」ことを企業理念に掲げています。これは、企業が持続的に利益を生み出しつつ、持続可能な社会の形成を支援するための責任を果たすものです。戦後、日本は経済の奇跡的な復興を遂げましたが、現在は急激な環境変化に直面しており、かつての成功体験が逆に足かせとなっている部分もあるのです。
一部の経営者は企業の変革の重要性に気付き、新たなアプローチを模索し始めていますが、そのスピード感にはまだ課題が残ります。当社は、こうした企業の変革を後押しすることで、企業価値の向上を図り、資本市場の活性化を目指します。
新しい投資体験と教育の提供
2021年6月25日、マネックス・アクティビスト・ファンドは運用開始から1周年を迎えました。このファンドは、個人投資家と共に日本の未来を創造することを目的としており、独自の運用アプローチで企業変革を促進しています。同ファンドのパフォーマンスは好調であり、年初来リターンは+15.8%を記録しています。
当社は、金融商品を超えた「新しい投資体験」の提供を目指し、金融や投資に対する理解を深めるための情報提供や啓発活動を積極的に行っています。これにより、社会貢献と財務リターンの両立を追求しながら、日本全体の未来を形成することを目標にしています。
コーポレートガバナンスの支援
加えて、コーポレートガバナンスの強化も重要なテーマです。適切な経営監視を実現するためには、取締役会における質の向上が求められます。社外取締役にとっては少数株主の意見を反映する役割が求められ、当社はその能力や多様性の観点から支援を行っていきます。
業界への支援と連携
さらに、業界団体への支援も同社の取り組みの一環です。業界全体の連携を強化し、高度化を目指し、これによって日本の資産運用に対する関心の向上を図ります。
研究活動を通じた発展
アカデミアとの連携を強化することで、持続可能な社会の形成や資本市場の健全化への貢献を目指します。特に、株主アクティビズムに関する学術研究の機会を増やすことで、効果的なコーポレートガバナンスの実現へと進んでいきたいと考えています。
これらの取り組みに関する進捗は、公式サイトやSNSで随時報告していく予定ですので、ぜひご確認ください。