東京都世田谷区に誕生した「こども偏食医療ネットワーク」
2026年2月14日、合同会社こども偏食少食ネットワーク協会と株式会社スギ薬局が共同で東京都世田谷区のスギ薬局「桜新町店」を拠点に、全国初のこども偏食医療ネットワークを開始しました。この取り組みは、2025年に福岡県で始まった地域包括支援モデルに続く第2弾として、大都市圏での展開が期待されています。
このネットワークは、生活の場であるドラッグストアを通じて、食事に関する悩みを持つ親と専門家をつなぐ新しいモデルです。専門資格を持つ管理栄養士や薬剤師が、店舗で無料相談をすることで、子ども摂食アドバイザーとして地域の専門職へスムーズに接続します。
偏食や少食の悩みを抱える保護者の現状
こどもの偏食や少食の悩みは、家庭内での食事が大きな影響を与えますが、それ自体は多くの保護者にとって精神的負担が大きいテーマです。「どこに相談すればいいかわからない」という声も多く、保護者が悩みを抱え込む傾向も見受けられます。また、医療機関に相談しようとしても、「様子見」とされるケースが多く、必要な支援にたどり着くまでに時間がかかることが多いのです。
「成長発達や栄養状態、親子関係」などの複数要因が絡むことからも、ただ家庭内で抱え込むだけでは解決しづらい問題となっています。このような中、国際的には「小児摂食障害」という新しい観点からの整理が進められていますが、日本ではまだ専門的なサポートが不足しているという現実もあります。
新たな連携モデルの構築
この新たなネットワークは、スギ薬局の店舗での無料相談を起点に、専門家への紹介を行うことで「相談 → 評価 → 支援」といった流れを構築しています。スギ薬局 桜新町店では、管理栄養士や薬剤師が「こども摂食アドバイザー」の資格を持った専門職として活動しています。
さらに、相談の内容に応じて、約40件の専門機関への紹介先が用意されています。小児科医や小児歯科医、助産師、管理栄養士、言語聴覚士など、多岐にわたる専門家が連携して迅速に対応します。この取り組みにより、地域の保護者が抱える食の悩みが早期に解決されることを目指しています。
相談の流れと利便性
このネットワークは相談を無料で提供し、予約優先で対応しています。2026年2月14日からは、スギ薬局 桜新町店での相談が始まります。この相談は医療行為ではなく、食事に対する専門的なアドバイスを通じて、保護者が必要とする情報を提供することを目指しています。
また、4月18日と6月21日には桜新町店でのイベントも開催予定で、取材や参加も受け付けています。
相談窓口
住所: 東京都世田谷区桜新町2丁目31−5
相談対応: 管理栄養士・薬剤師(こども摂食アドバイザー資格取得者)
相談方法: 予約優先(詳細は公式サイトを確認)
この新しい取り組みにより、多くの家庭が子どもの食に関する悩みを軽減できることを期待します。
企業協賛した企業のご紹介
このプロジェクトにはロート製薬や大塚製薬など、子どもたちの健康を支えるさまざまな企業からの協賛が寄せられています。子どものためのサプリメントや食育アプリといった具体的なサポートが加わり、より実践的な支援が行われています。
今後もこのネットワークは拡大し、地域の保護者を支える重要な存在となっていくことでしょう。