Yahoo!ショッピングが発表した安全対策の取り組み
LINEヤフー株式会社が運営する「Yahoo!ショッピング」は、こちらのリンクで2025年下半期の「安全・安心への取り組みレポート」を公開しました。当レポートでは、これまでの安全対策や新たな取り組みについて詳しく説明されています。
信頼性向上のための審査強化
2024年以降、「Yahoo!ショッピング」では出店ストアの審査プロセスを二段階に分け、特に出店審査を厳格化しました。この過程で合格率は一時的に下がったものの、後に一定の信頼性を保持する事業者を中心に合格率が安定してきました。また、2025年からは不適切な商品の審査対象も拡充し、特にワイヤレスイヤホンについては販売時に審査が必要となりました。
2025年からの新たな取り組み
2025年7月からは、不正注文の排除に努める新たな施策も始まりました。これにより、実態のない注文を繰り返すことで、正当な出店者に悪影響を与える行為を防ぐことが目的です。また、「優良配送」の認識を高めるため、配送伝票番号の入力を必須とし、不正配送の確認を行うことで不正行為を抑制します。
不正レビューへの対策
「Yahoo!ショッピング」は、やらせレビューに対する対策も力を入れています。2025年2月からは、やらせレビューの自動削除を導入し、6月からは商品レビューも同様に削除対象としました。これにより、合計で36,454件のストアレビューと360,161件の商品のレビューが削除されました。
AIを活用した不正決済対策
2025年12月には、AIを用いた不正決済の自動審査が開始される予定です。従来の検証方法に加えAIを導入することで、審査の効率と精度が向上すると期待されています。これにより、前年同期比でクレジットカードの不正被害発生額が64.2%減少しました。
ストアの声
出店ストア向けに実施したアンケートでは、約6割が「安全感がある」と回答しており、セキュリティが高く評価されています。また、運営のしやすさについても、75.7%が「やりづらさはない」と答えています。ストアからは、不正対策が強化されたにもかかわらず、日常の運営に支障をきたすことが少なくなったとのポジティブな意見が多く寄せられています。
今後の取り組み
2026年度に向けては、さらなる安全・安心な取引環境の構築を進めていく方針です。出店審査基準の見直しや優良配送の適正化、ガイドライン違反の情報提供体制の強化などが予定されています。「Yahoo!ショッピング」は今後もストアやユーザーが安心して利用できるプラットフォームの実現に向けて邁進していきます。