RabbitlyとIteraが資本提携
株式会社Rabbitlyは、AIプロダクトを開発・提供する株式会社Iteraと資本提携を結びました。この提携により、RabbitlyはIteraの関連会社となり、両社は経営と開発の一体化を図ります。Rabbitlyの代表取締役森悠貴氏は、Iteraの取締役CTOにも就任し、経営面でも重要な役割を果たします。
背景と目的
生成AIの進化と共に、ソフトウェア開発の方法も変化しています。競争力の源泉は、プロダクトの改善速度です。従来の受託開発モデルでは、要件策定や優先順位の決定に時間がかかり、柔軟性が乏しいという課題が存在しました。Rabbitlyは、これまでIteraの「開発パートナー」として、様々なAIプロダクトの開発に関わってきましたが、今回の資本提携によって、事業成果に直接コミットする体制へと進化します。
この新しいアプローチでは、Rabbitlyは単に受託開発を行うのではなく、事業成果に責任を持ち、経営、事業、開発の意思決定が一体化した体制を目指します。これにより、プロダクト改善のサイクルが加速し、より迅速な市場対応が可能になると期待されています。
資本提携の詳細
提携の具体的な内容として、IteraがRabbitlyの普通株式の20%を取得することが決まっています。こちらは2026年6月10日に効力を発生し、以降、両社の関係は一層密接になっていくことでしょう。
目指す未来
Rabbitlyは、今回の資本提携により、以下のような目標に向かって進んでいくことを示しています。
- - 事業成果への直接コミット: 開発チームが事業の成果に対して責任を持つ体制を構築。
- - 開発体制の一体化: Iteraと共に、企画から実装、リリース、改善まで全てのプロセスを統括。
- - AIプロダクト開発の知識蓄積: 自社のAIプロダクト開発に必要なノウハウを習得。
- - エンジニア組織の強化: 両社の協力を通じて、AIプロダクト開発に必要な人材の採用や育成を行う。
今後の展開
今後もRabbitlyは独立した開発会社としての事業を継続しながら、Iteraとの協業によって蓄積したノウハウを活かし、「事業成果にコミットする開発会社」という新しいビジネスモデルを確立していく方針です。
関係者のコメント
Rabbitlyの森悠貴氏は、資本提携によって受託の枠を超えたビジネスチャンスが広がることに期待を寄せており、技術の力でIteraのビジョンを迅速に実現すると述べています。一方、Iteraの武藤尭行氏は、経営と開発が一体化することで、プロダクトの価値がより明確になり、改善が止まらない事業を生み出すと語っています。
RabbitlyとIteraの資本提携は、AI時代におけるソフトウェア開発の新たな可能性を切り開く一歩となるでしょう。