新幹線工事の脱炭素改革
2025-11-05 11:43:40

鉄建建設が新幹線工事現場でオフサイトPPAを導入し脱炭素に貢献

鉄建建設が新幹線工事現場でオフサイトPPAを導入



鉄建建設株式会社、東急不動産株式会社、株式会社リエネは、CO₂排出量の削減を目指し、初めてオフサイト型コーポレートPPA契約を締結しました。この取り組みは、北海道新幹線の工事現場で導入され、再生可能エネルギーの供給が開始されました。国の脱炭素化政策に寄与するこのプロジェクトは、特に公共インフラ工事において重要な一歩となります。

オフサイトPPAの意義



オフサイトPPAは、再生可能エネルギーの供給契約として、特に脱炭素化が求められる業界においては、持続可能な活動に寄与します。この契約により、鉄建建設の北海道新幹線プロジェクトで使用する電力は、北海道内の「リエネ松前太陽光発電所」で生成された再生可能エネルギーから供給されることになります。これにより、年間約8,000トンのCO₂削減が期待されており、この量は鉄建建設が目指すGHG削減目標の約70%に相当します。

鉄建建設の脱炭素への取り組み



鉄建建設グループは環境に対する意識を高め、2050年のカーボンニュートラル達成を目指しています。2021年には環境方針を策定し、2030年度までにScope1+2の排出量を42%削減することを目標にしています。また、Scope3の排出削減も目指し、全体での排出量削減を2030年度までに25%に設定しています。これらの取り組みは、持続可能な社会へ向けた重要なステップとなります。

東急不動産の再生可能エネルギー事業



東急不動産も再生可能エネルギー事業「ReENE(リエネ)」を展開しており、国内で高い認知度を持つように成長しています。このブランドは、2018年に設立され、環境への貢献を目的とした様々なプロジェクトを手掛けています。2024年には、国内の保有施設の電力を100%を再生可能エネルギーへと切り替える予定です。

地域経済の循環を促進



このオフサイトPPAは、再生可能エネルギー事業を通じた地域経済の活性化にも寄与します。地元の電力供給所から道内の需要地へエネルギーを供給することで、「地産地活」を実現し、地域内での経済循環を促進します。これは、持続可能な地域経済の構築に向けた重要な施策となります。

未来の展望



今後も鉄建建設、東急不動産、リエネは、脱炭素化を進めることで持続可能な社会の構築に貢献していく所存です。環境保護のための新たな取り組みが、さらなるイノベーションを生み出し、未来に向けての前進を続けることが期待されます。地域社会との連携を深め、持続可能な発展を遂げることを目指して活動していくでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

会社情報

会社名
鉄建建設株式会社
住所
東京都千代田区神田三崎町2丁目5番地3号
電話番号
03-3221-2297

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。