GMOグローバルサインとタニタ健康プログラムの協力について
GMOインターネットグループの一員であるGMOグローバルサイン株式会社が提供する「マイナンバーカード制度対応GMOオンライン本人確認サービス」が、株式会社タニタヘルスリンクが実施している「タニタ健康プログラム」に採用されることになりました。これにより、本サービスは住民向けの健康事業での参加登録時に、本人確認を自動化する機能を提供します。新サービスは2025年2月7日より利用可能となり、自治体の健康事業における参加者登録を含む運営面でのさらなる効率化を実現することが期待されています。
タニタ健康プログラムとは
「タニタ健康プログラム」は、さまざまな健康課題に柔軟に対応できるカスタマイズされたサービスです。このプログラムは無理なく行動変容を促進することを重視しており、ゲーム性の高いコンテンツや健康ポイントシステムを取り入れています。これにより、健康に無関心な人々でも楽しみながら健康習慣を身につけられる仕組みが整っています。プログラムは「はかる→わかる→きづく→かわる」というPDCAサイクルを実践し、生活習慣の改善と定着をトータルサポートします。
現在、このプログラムは全国170以上の法人や自治体で導入され約30万人の健康づくりを支援しており、今後の普及がさらに進んでいく見込みです。
GMOオンライン本人確認サービスの概要
GMOグローバルサインが提供する「マイナンバーカード制度対応オンライン本人確認サービス」は、マイナンバーカードに格納されている電子証明書を使用して、オンライン上で公的な本人確認を完了できるサービスです。行政機関や民間事業者がこのサービスを導入することで、利用者の利便性向上はもちろん、業務の効率化やコスト削減、さらに安心安全なサービス運営が可能になります。なお、このサービスに関しては厳密なセキュリティ要件を満たし、主務大臣に認定された特定の事業者のみが対応できる仕組みです。
GMOグローバルサインは、2016年5月に公的個人認証サービスのプラットフォーム事業者として総務大臣からの認定を受けており、以来、高度な信頼性を有するサービス提供を行っています。
GMOグローバルサインの歴史と実績
同社は1996年にベルギーで電子認証サービスを開始し、ヨーロッパ初のWebTrust認証を取得。多くの実績を有し、eID(BELPIC)をはじめとするベルギーの電子政府プロジェクトにも関与しています。2006年にGMOインターネットグループに参加以降、日本国内でも行政機関や大手企業向けに多くの電子証明書を発行しています。
また、同社は電子証明書市場の一員として、業界団体での積極的な活動を行っており、国際的な法規制に基づくクラウド上の電子署名の標準化にも貢献しています。
このような信頼性の高いサービスが、タニタ健康プログラムという健康事業に導入されたことで、今後の自治体の健康施策の進展に期待が寄せられています。