「TradeWaltz」のUI改善で貿易業務がさらにスムーズに

トレードワルツが実現する利便性向上の新しいUI

株式会社トレードワルツが提供する貿易情報連携プラットフォーム「TradeWaltz」のUI（ユーザーインターフェース）が新たに改善され、取引や手続きの進捗を確認するためのプロセス詳細画面が使いやすくなりました。従来の課題を解消するために、項目数の多さや視認性の低さ、業務に不要な情報が混在していた問題に対処するため、3つのモード（シンプル、標準、詳細）が導入され、ユーザーは自身の業務目的に合った情報だけを選んで表示できるようになりました。

多様化する利用目的に対応した柔軟な設計

トレードワルツを利用する企業の目的は多岐にわたります。たとえば、経理書類の電子化を進めたい企業や、通関および物流に関する情報を共有したい企業、また社内システムとのデータ連携を通じて業務効率を高めたい企業など、それぞれのニーズに対応するためにUI改善が必要でした。今回の改善により、多様なニーズに応じて、適切な操作体験を提供することができるようになりました。

新たに導入された3つの表示モード

新しいモード切替機能により、ユーザーは次の3つの表示モードから選択できます。

- シンプルモード：主にコメントや添付ファイルを扱うユーザーに最適です。
- 標準モード：物流や商流情報を含む情報共有を重視するユーザー向けです。
- 詳細モード：全ての項目を確認でき、大量のシステム連携データを扱うユーザーに適しています。

この柔軟性により、ユーザーは自社の業務内容に合った選択ができるため、貿易情報をより効率的に管理できます。

今後の展望とリリース予定

シンプルモードは2025年11月に一部リリースされ、標準モードは2026年初頭に公開される予定です。トレードワルツは今後もユーザーからのフィードバックを反映し、さらなる利便性向上を目指して、UI改善と機能拡張に取り組んでいく考えです。彼らの使命は、「すべての貿易プレイヤーがストレスなく貿易事務を行える環境」の実現です。

トレードワルツとは？

トレードワルツは、貿易業務に関わる情報を一元的に管理できるプラットフォーム「TradeWaltz」をSaaS（サービスとしてのソフトウェア）で提供しています。NTTデータを中心とする多くの企業からなる貿易コンソーシアムと協力し、約4年間の開発を経て、現在のサービスを展開しています。これにより、企業は貿易関連の書類を電子データとして保存し、効率的に管理することが可能となっています。

今後の進展が楽しみです。