吉野川市役所に新たなるベビーケアルーム「mamaro」が設置
2026年8月21日、紀の国の吉野川市役所に新たに設置されることが決定した完全個室型ベビーケアルーム「mamaro™」。この取り組みは、トリム株式会社が推進しており、平時と災害時を考慮した子育て支援策の一環です。「mamaro」は、全国各地での設置が進み、これまでに1,000台の導入実績を記録しています。
「mamaro」の設置目的
吉野川市は、子育て支援と災害時の避難環境改善に向けた具体的な施策を進めています。乳幼児連れの家庭が平常時から安心して利用できるスペースの確保が急務であることを受けて、内閣府の交付金を活用した「mamaro」の設置が進みました。これは、四国圏内における初の設置例となります。
「mamaro」は、授乳やおむつ替え、着替えができる完全個室型のベビーケアルームであり、従来の授乳室ではプライバシーが十分に確保できなかった点を解消します。災害時における避難生活での追加的なストレスを軽減する手助けをすることが期待されています。
「mamaro」の特徴
「mamaro」は、一畳ほどのスペースに設置できる可動式の完全個室ベビーケアルームです。室内には専用ソファやモニター、充電用のコンセントが完備されており、スマートフォンアプリと連動した利用状況の把握も可能です。利用者データの取得やリアルタイムでの状況確認も実現され、より使いやすい環境が提供されます。
また、個室型のため、企業の多様性と包摂性(D&I)や持続可能な開発目標(SDGs)に貢献する取り組みとして注目を集めています。
設置の背景と市の取り組み
吉野川市では、従来、授乳室が和室で運用されていたことから、乳幼児を連れた家族向けの専用スペースが不足していました。そこで、吉野川市危機管理課の課長補佐、横田達氏によれば、「大規模災害時の避難所は、乳幼児連れの家族が授乳やおむつ替えを安心して行えるプライバシー空間が不足しているため、このベビーケアルームの導入を急きょ決定しました」とのことです。
利用者への期待
市役所に設置された「mamaro」は、地域の子育て世代にとって大きな支えとなることが期待されています。普段から利用が促進されることで、万が一の場合の避難生活がよりスムーズになると考えられています。愛育支援が地域全体で進むことによって、母親や父親が安心して子育てに集中できる社会に向けた初めの一歩と言えるでしょう。
まとめ
吉野川市役所に設置されるベビーケアルーム「mamaro」は、安心・安全な子育て環境を提供する重要なスペースです。地域の子育てを支えるとともに、災害時にも適応可能な環境を整えることで、吉野川市の未来に貢献しているこのプロジェクトに注目です。より良い子育て環境の実現へ向け、これからも多くの地域での導入が期待されます。