SUPER STATE HOLDINGS株式会社は、米国のVTuber事務所lucid Corporation(ルーシッドコーポレーション)との提携を発表しました。この提携により、luid CorporationがSUPER STATE HOLDINGSグループに加わり、両社の事業を相互に発展させていくことを目指しています。 もともとは独立した企業であった両社ですが、SUPER STATE HOLDINGSがlucid Corporationの85%の株式を取得したことで、今後はさらに緊密な協力関係が築かれることになります。これにより、SUPER STATE HOLDINGSは自社が持つ日本国内のエンタメビジネスのノウハウを活かしつつ、lucid Corporationの豊富な経験と資源を継承できます。 ルーシッドコーポレーションは、2021年に設立されて以来、米国で活発にVTuber事業を展開しており、2023年には「lucid Multimedia」としてブランドをリブランディングし、新たなクリエイターの育成にも力を入れています。これまでに5名のクリエイターが所属しており、今後も新たな才能の発掘を目指してオーディションを実施する予定です。このオーディションは、米国のVTuber市場に新しい風を吹き込むことが期待されています。 SUPER STATE HOLDINGSの代表取締役、柏原真人氏は、両社の提携が新しいエンタメ体験を創出すると期待しています。特に、STPRのグローバル本部長である西谷大蔵氏は、ANIME EXPOでの交流を通じて両社のビジネスの親和性の高さを実感し、その後の提携に至ったとコメントしています。 この取り組みの主な目標は、日本発のエンタメを世界に届けることです。SUPER STATE HOLDINGSとstprが持つノウハウは、lucid Corporationの米国の膨大な市場において大いに役立つでしょう。この姉妹企業の協業により、エンターテインメントの多様化を促進し、より多くのファンに新しい体験を提供することができると確信しています。 さらに、Duran Parsi CEOも提携に関してコメントを発表しており、今後の協力によって、クリエイターたちにさらなるトレーニングやメンターシップの機会を提供し、事業の急成長を図っていくとしています。彼らは共通のビジョンを持っており、両社の強みを結集させることで新たな機会を創出し、エンタメ業界において革新をもたらすことを目指しています。 SUPER STATE HOLDINGSは、エンタメ360度全領域を幅広くカバーすることを掲げており、今後も積極的に新たな才能の発掘や獲得に努めていくでしょう。これからの展開に注目が集まります。公式サイトでは最新の情報も発信しており、今後のオーディション情報や新プロジェクトについても随時更新が期待されます。アーティストやファンにとって、まさに新たな時代の幕開けとも言える提携が実現したこの瞬間、業界全体がどのように進化を遂げていくのか、その行方に目が離せません。