NASEF JAPAN、eスポーツ人材育成能力認定制度を創設
特定非営利活動法人国際教育eスポーツ連盟ネットワーク日本本部、通称NASEF JAPANは、学生eスポーツの健全な成長を目指す新しい認定制度を導入しました。この制度は、学生に対して安全で安心な指導を提供し、教育環境を整えるために設立されたものです。
教育現場のニーズに応える制度の創設背景
近年、学校や地域でのeスポーツ活動が盛んになる中、学生が安心してプレイできる環境を提供することが急務とされています。ゲームのスキルだけでなく、チームの運営や指導者としての能力も求められるようになりました。
NASEF JAPANは、これまで主に高校生向けのeスポーツ大会を開催し、教育現場のニーズに耳を傾けてきました。「経験豊富な指導者の支援を受けたい」「体系的に指導技術を身に付けたい」といった声が寄せられた結果、指導者の質を高めるための認定制度が必要だと判断しました。
eスポーツ人材育成能力認定制度の概要
新たに創設された「eスポーツ人材育成能力認定制度」は、NASEF JAPANが認定する団体を通じて講習と認定テストを実施します。制度の初期段階では基本資格として、
「eスポーツ人材育成能力認定 Essential」を提供予定です。この資格は、指導や支援に関わる方々を対象にしており、安心して活動できる環境作りに寄与することを目指しています。
教材と指導内容
この認定制度で使用される教材は、多岐にわたります。基礎知識に加え、チーム運営やコミュニケーション技術、指導者に必要な心理的安全管理の理論などが含まれています。受講者は、これらを体系的に学ぶことで、指導者としての能力を高めることができます。
認定団体としてのNTTe-Sports
NASEF JAPANは、この制度の初の認定団体として
NTTe-Sportsを選びました。同社は教材開発や運営事務局として、講習や認定テストの支援を行います。そして、全国での認定証を発行する団体を増やし、より広範囲にこの制度を普及させる令る計画です。
認定資格取得の流れ
受講者は事前にe-Learningで学び、2日間の講習を受けた後、認定テストを受けることになります。特定の基準を満たした者には、NASEF JAPANによって認定証が発行される仕組みとなります。受講費は57,000円(税別)で、負担が軽減されるように設定されています。
今後の展開に向けて
NASEF JAPANとNTTe-Sportsの連携により、学校や地域、企業などでのeスポーツを活用した教育の普及が期待されています。将来的には、必要な指導者が確保され、学生にとっても安心してeスポーツに取り組むことができる環境を整えていくことでしょう。
eスポーツが単なるエンターテインメントでなく、教育の一部として進化する未来が待たれています。2026年の制度スタートに向けて、多くの企業や団体との協力が図られ、実効性の高い指導者育成制度が構築されることを期待しています。
NASEF JAPANが提供するこの新しい制度によって、学生がゲームを通じて学び、成長できる環境がより一層充実することを願っています。