川崎重工業とK.S.ロジャースのAI活用支援が業務革新を加速
K.S.ロジャース株式会社(本社:兵庫県神戸市)は、川崎重工業株式会社の総務本部において、生成AIを活用した業務の自動化支援を実施しました。この取り組みは、川崎重工業が掲げる全社的なDX(デジタルトランスフォーメーション)戦略の一環として進められており、特に定型業務の効率化を目指しています。
DX戦略における課題
川崎重工業の総務部では、毎月繰り返し発生する作業に対して、業務改善が求められていました。「AIやデジタルツールに興味はあるが、どこから手を付ければよいかわからない」という声が多く、業務に追われる中でデジタル化を進める余裕がないというのが実情でした。そこで、K.S.ロジャースは現場に密着したアプローチで、業務フローの可視化と生成AIの活用を提案しました。
FDEが現場に踏み込み、業務フローを解明
K.S.ロジャースは、FDE(Forward Deployed Engineer)として川崎重工業の現場に直接出向き、担当者との対話を通じて詳細な業務フローを洗い出しました。これにより、生成AIが得意とする文書作成や情報整理といった領域を特定し、既存業務に自然に組み込むことを目指しました。
OpeZeroを使用して、業務のハブとして生成AIを機能させる新たなプロセスを設計しました。これにより、現場の担当者は生成AIの恩恵を享受しやすくなり、運用マニュアルの整備も行うことで、生成AIを日常的に使いこなすための体制が整いました。
自動化による働き方の変化
実施した支援の結果、以下のような劇的な変化が生まれました。導入前の状況では、毎月数時間にわたって定型業務が手作業で行われていましたが、導入後は、生成AIを活用することにより、効率的な業務フローが構築されました。最終的には定型作業の自動化が進み、担当者の負担が軽減されました。
主な成果
- - FDEの現場訪問による業務フローの詳細な理解
- - 現場の特性に応じた最適な自動化プロセスの設計
- - 定型業務の自動化を実現し、作業時間の削減
- - 担当者が主体的に運用・改善を続けるための支援
- - 計7テーマの業務自動化を実施し、他部署への展開に向けた基盤整備
今後の展望
今回の取り組みを基に、川崎重工業の総務本部ではさらに対象業務の範囲を広げ、自ら運用・改善を継続できる環境を整備していく予定です。また、この手法は他の製造業や様々な業種にも応用できるものであり、K.S.ロジャースは現場に寄り添った実践的なDX支援を今後も推進していく方針です。
コメント
川崎重工業の田川修平総務本部長は、「K.S.ロジャースの支援により、業務実態に即した生成AIの活用を進めることができた。今後もデジタル活用による業務品質の向上を目指していく」とコメント。また、K.S.ロジャースのCEOである民輪一博氏は、「生成AIを業務フローに自然に組み込むことができたことが、実務の効率化につながった」と語っています。
OpeZeroの特徴
OpeZeroは、単なるツールを提供することなく、現場の業務フローを徹底的に理解し、生成AIを自然に組み込むアプローチに特徴があります。導入だけでなく、運用後の定期的な見直しがあり、他部門への成功事例を展開する仕組みを確立しています。今後もこのアプローチを通じて、多くの企業に価値を提供していくことが期待されます。
K.S.ロジャース株式会社について
組織としての柔軟性を重視し、多様な働き方を推進するK.S.ロジャース株式会社は、AIを活用したシステム開発支援を行い、業務改善やデジタル活用において革新をもたらす企業として注目を集めています。