サイバージムジャパンが『セキュリティ人材アセスメントサービス』を開始
株式会社サイバージムジャパン(東京都港区、代表取締役兼CEO: 石原 紀彦)は、2025年7月16日より新たに『セキュリティ人材アセスメントサービス』を提供開始すると発表しました。このサービスは、サイバーセキュリティ人材に必要とされるスキルの評価と、現状とのギャップを可視化することで、個々の人材育成を計画的かつ実効性のある方法で支援するものです。
サイバーセキュリティ人材育成の現状と課題
近年、サイバー攻撃の脅威が深刻化する中、多くの組織がサイバーセキュリティの人材育成に関して様々な課題を抱えています。例えば、資格を持つ人材がいても、実際にインシデントに対応できるスキルが不足しているケースがよく見受けられます。また、どのスキルが充足しており、何が不足しているのかを特定することも難しい状況です。このような背景から、サイバージムジャパンは新サービスの必要性を強く感じ、適切な人材育成プログラムを提供することを決定しました。
サービスの詳細と特徴
『セキュリティ人材アセスメントサービス』の具体的な内容は以下の通りです:
- - 提供開始日: 2025年7月16日
- - 価格: 5名で30万円(税抜)。追加1名につき3万円(税抜)。
- - 対象顧客: サイバーセキュリティ人材を必要とするすべての組織(業界や規模を問わず)。
ユーザーに与える効果
このサービスにより、以下のような効果が期待できます:
1.
人材育成の加速: 不足するスキルを特定し、的確な教育に集中することで効率的な育成が可能です。
2.
コストの最適化: 必要な教育に集中投資することで、無駄なコストを削減します。
3.
インシデント対応力の向上: 人材育成を通じて組織全体の対応力を高め、万一の際の被害を最小限に抑えることができます。
サービスの流れ
このサービスは、以下のステップで提供されます:
1.
ヒアリングに基づくプラン作成: 顧客が求める人材像に応じたスキルプランを構築します。
2.
アセスメントの実施: 対象者の現状スキルと求められるスキルのギャップを可視化します。
3.
アセスメント報告書の提供: スキルギャップを埋めるための人材育成プランを提示します。
4.
トレーニングの実施: 指定のプランに基づいてトレーニングを行います。
5.
フィードバックの提供: トレーニング後に実施された効果測定テストを元に、フィードバックを行います。
※トレーニングの費用はサービス費用に含まれておりません。アセスメント後の効果測定を通じて、さらに具体的なスキルの向上を目指します。
評価基準と可視化
本サービスは、ITSS(情報処理推進機構)のスキルレベルに基づいた評価軸を採用しています。サンプリングしたプロファイルと現在のスキルとを比較することで、スキルギャップを把握し、個人やチームの全面的なスキル可視化を実現します。
サイバー攻撃の深刻化と人材育成の重要性
現在、国や企業を問わず、多くの組織がサイバー攻撃の脅威にさらされています。日本国内のサイバーセキュリティ人材は約11万人の不足が指摘されており、この状況を打破するためには、さらなる人材育成が必要です。サイバージムジャパンは、実践的なトレーニングを通じて、知識だけでなく実際に対応できる人材を育成するプログラムを提供し続ける方針です。
サイバーセキュリティのスキルを持つ人材の育成は、今後ますます重要な課題となります。社会全体がこの課題に立ち向かう中、サイバージムジャパンは新しいサービスを通じてその一翼を担うことを目指しています。