神戸大学と三井住友銀行が連携!データサイエンス教育の新たな潮流
神戸大学と三井住友銀行が主導するデータサイエンス教育
神戸大学が三井住友銀行(SMBC)及び株式会社日本総合研究所(日本総研)と協力して、データサイエンスに特化した教育プログラムの実施を発表しました。このプログラムは、2027年度から神戸大学大学院経済学研究科で開講されるProject-Based Learning(PBL)演習を中心とし、企業と大学が共に手を取り合い、次世代のデータサイエンティストを育成するという意欲的な取り組みです。
PBL演習の目的
このPBL演習の目的は、実務に基づいた課題解決学習を通じて、学生に必要なスキルと実践的な経験を提供することです。三井住友銀行と日本総研は、この演習を通じて顧客データを利用したビジネス課題の解決に挑むテーマを設定しており、学生は実際のビジネス環境を体感しながらプロジェクトを進めます。このアプローチにより、プロのデータサイエンティストによる指導の下で、学生はデータ分析を通じた問題解決能力を実践的に身につけることが可能です。
個人情報の扱い
プライバシー保護は本プログラムの最重要課題です。受講生に提供される顧客データは、Privacy-Enhanced Technologies(PETs)を用いて加工され、特定の個人情報が分からない形で提供されます。この手法により、学生はデータ分析を行う中で、プライバシーを尊重しながらも実世界の特徴を反映した有用なデータに触れることができます。このような環境での学びを通じて、プライバシー保護とデータ活用の両立に関する理解を深めることを目的としています。
日本総研の取り組み
さらに、日本総研は2024年度には「IT・デジタルが牽引する金融の世界と社会的価値の創造」という授業を経済学部で開講する予定です。また、2026年度からはPBL演習に先駆けたデータ演習講義も提供することが計画されています。これにより、学生はより多角的にデータサイエンスを学び、ビジネスと社会のニーズに応えられる能力を備えた人材として成長できます。
産学連携の深化
神戸大学と三井住友銀行は、2021年に産学連携協力に関する協定を締結しており、今後も大学と企業が一体となって産業ニーズに応じたプログラムへ取り組む計画です。データ分析や課題解決を通じて、双方の連携を一層強化し、学生と企業の豊かな関係を築くことが期待されています。
経済再成長に向けて
最終的には、この連携を通じてデータサイエンスの力で日本経済や地域社会の再成長に寄与し、産業や社会が直面する構造的な課題を解決していくことが目標です。
神戸大学、三井住友銀行、日本総研の3者は、教育の枠を超えて協力し、未来の人材育成に貢献し続ける意志を固めています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社日本総合研究所
- 住所
- 東京都品川区東五反田2-18-1大崎フォレストビルディング
- 電話番号
-
03-6833-0900