ヒュンメルが新ユニフォームで平和を訴求
デンマーク発の人気スポーツブランドヒュンメルが、平和をテーマにした新ユニフォームを発表しました。このユニフォームは、広島で行われる「HiFA 平和祈念 2025 Balcom BMW PEACE MATCH」のために制作され、今後、広島と長崎のU-15選抜が着用します。
新たなピースマッチの意味
今回のピースマッチは、2019年にスタートし、年々多くの注目を集めています。2025年は被爆80年という節目を迎え、ヒュンメルは「PEACE ∞ FOREVER」というテーマのもと、選手たちが平和であるよう願いを込めてデザインされました。
昨年までのユニフォームデザインでは、原爆ドームや平和祈念像をモチーフにしており、戦争の悲惨さや平和への願いが反映されていました。今年のデザインでは、折り鶴や鳩、デイジーといった平和のシンボルを取り入れ、選手たちが着ることで次世代にも平和の精神が受け継がれることを期待しています。
ユニフォームデザインの特徴
新たなユニフォームは、柔らかいイラストタッチで描かれた平和のモチーフが全体を飾り、背面には「SHARE THE PEACE」というメッセージがデカデカとプリントされています。また、胸部には広島に設置された国連機関のロゴが掲示され、世界に向けた平和のメッセージを強調しています。
イベントの概要
広島・エディオンピースウイングで行われるピースマッチは、8月7日に開催され、U-15男子による試合をメインイベントとし、U-17男子やU-16女子の試合も組まれています。この試合は、選手たちが平和の大切さを伝える一環として行われ、平和を願う気持ちを広める重要なイベントです。
なるほど、8月7日の試合は16時スタートとなります。また、ヒュンメルは来年2月まで活動を拡大し、新たにU-18男子やU-22の女子ピースマッチも追加し、平和を発信していくことを目指しています。
ヒュンメルのブランド背景
ヒュンメルは1923年に誕生し、サッカーに革新をもたらした先駆的なブランドです。スタッド付きフットボールブーツを開発し、グリップ力を向上させることで、プレーヤーに新たな可能性を提供してきました。現在も「CHANGE THE WORLD THROUGH SPORT」を掲げ、スポーツを通じて世界をより良くすることを目指しています。
これらの取り組みを通じて、ヒュンメルはただのスポーツブランドを超え、社会的なメッセージを発信し続けています。