大阪・関西万博でのジェンダーイベント
2025年9月13日、大阪・関西万博のウーマンズパビリオン「WA」スペースにて、ガールスカウト日本連盟が主催するイベント「わたしの気持ち、みんなの気持ち」が開催されます。このイベントは、特に中高生を対象に、ジェンダーに関する意識を高めることを目的としています。参加者は、自己の気持ちを探求し、他者の感情を理解するプラットフォームを提供されます。
イベントの趣旨
本イベントの中心的なテーマは、近年の『ジェンダーに関する意識調査2024』の結果をもとに、国内外のジェンダー状況を知り、それに対するヒアリングを通じて現実を理解することです。これにより、参加者一人ひとりが「わたしたちにできること」を考える機会を持つことを目指しています。
プログラム内容
イベントは、午後1時から始まり、同じ内容で午後4時30分からの二部構成で行われます。事前の抽選により各回60名の参加が予定されています。プログラム内容は次の通りです:
1.
ジェンダー調査報告: 2024年に実施された「ジェンダーに関する意識調査」の結果を紹介し、今見えてきた課題やトレンドについてお話しします。
2.
日本と世界のジェンダーのリアル: 海外のガールスカウトから聞いたジェンダー状況や日本との違いについて紹介し、知見を深めます。
3.
パネルディスカッション: 多様な背景を持つ専門家や若手パネリストを招き、次の3つのテーマに沿って意見を交わします。
- 日常にある「女の子だから」「男の子だから」
- 学校や職場でのジェンダー問題
- 現在および未来についての考え方
4.
ワークショップ: 参加者は、このイベントを通じて得た気づきを記し、ジェンダー平等を実現するためのアクションをシェアします。
登壇者の紹介
パネルディスカッションには、関西学院大学の村田泰子教授や投資担当の片山晴菜氏、ジェンダー調査チーム委員の山田真子さんが登壇します。ガールスカウト日本連盟の会長、間奈々恵がファシリテーターとして進行します。また、ボーイスカウト大阪連盟とガールスカウト日本連盟の学生メンバーも登壇し、若い世代の視点を提供します。
参加の意義
ガールスカウトの使命は、「すべての少女と女性の可能性を最大限に伸ばすこと」です。本イベントを通じて、参加者は自ら考え行動する責任ある市民へと成長し、今後の多様性が尊重され、自分らしく生きられる社会の実現に寄与できる人材になれることを期待しています。
ジェンダー調査報告について
この調査報告書は、公式ホームページで詳細が公開されていますので、興味のある方はぜひご覧ください。
取材のお誘い
このイベントは、中高生と専門家の貴重な対話が繰り広げられる機会です。次世代のジェンダー意識を育成し、より良い社会への道筋を探る大切な取り組みとして、多くの媒体に取り上げていただきたいと考えています。取材をご希望の方は、9月4日(木)までにご連絡ください。
みんなの声を集め、未来を共に考える貴重な場となるでしょう。