朝鮮王室の宴
2025-12-15 09:30:22

朝鮮王室の宴を感じる特別展が大阪で開催、文化の魅力を届ける

展覧会「進宴:朝鮮王室の宴」が大阪韓国文化院で開催



大阪韓国文化院では、2025年12月12日から2026年2月10日の間、特別企画展「進宴:朝鮮王室の宴」が開催されます。この展覧会は、韓国の国立国楽院との共同企画であり、朝鮮時代の宮廷芸術を深く掘り下げた内容になっています。観覧は無料で、訪れる人々に貴重な機会を提供します。

展示内容について


この特別展は、来賓を迎えた「壬寅進宴図屏」屏風をテーマに、朝鮮王室の宴を紹介します。展示は3つの部に分かれており、それぞれが異なる切り口で宮廷文化を紹介しています。

(1部) 宮廷音楽、宴享を彩る


このセクションでは、宮廷の宴会で用いられた服飾や楽器に焦点を当て、朝鮮における王室の宴の構成要素を探ります。特に、伝統芸術の復元を支える資料とも言える文研が重要な位置を占めています。

(2部) 行楽、王の道を照らす


王の行進に際して演奏される「大吹打」の様子も展示されます。この楽器は今日、韓国のアーティストAgust Dの楽曲『大吹打(Daechwita)』を通じて広く知られており、韓国の伝統音楽と現代音楽の架け橋となっています。これにより、K-POPを通じて接していた人々が韓国の伝統芸術の原型を理解する良い機会となるでしょう。

(3部) 進宴、10幅の屏風で受け継がれる


展覧会の目玉でもある「壬寅進宴図屏」は、1902年4月に行われた朝鮮最後の宴を記録した歴史的な屏風です。この展示は、500年にわたる朝鮮の歴史と韓国の伝統芸術の魅力を感じることができます。特に、展示スペースが分かれていることで、観賞しやすくなっており、ればその余韻を感じながら楽しむことができる構成となっています。

開幕記念公演


展覧会のオープン日には、「宮廷音楽に込められた、朝鮮の趣」をテーマとした開幕記念公演も開催されました。この公演では、屏風に描かれた宮廷舞踊「春鶯囀」を始め、多様な宮廷舞踊が披露され、観客に大変好評を博しました。

まとめ


今回の「進宴:朝鮮王室の宴」は、朝鮮の宮廷芸術の真髄を探求し、皆さまにその魅力を伝える特別な機会となります。約2か月間にわたるこの展覧会を通じて、多くの方々が韓国文化を体験し、理解を深めることが期待されます。


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会社情報

会社名
駐大阪韓国文化院
住所
大阪市北区東天満1-1-15
電話番号
06-6585-0585

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