新しい野菜流通の未来を探る「カンポプローバ in TOKYO 2025」
2025年6月10日、東京都品川区で「カンポプローバ in TOKYO 2025」が開催されます。本イベントは、野菜生産者と青果実需者をつなげるマッチングイベントであり、業界の未来を共に考える絶好の機会です。主催は、埼玉県さいたま市に本社を置くトキタ種苗株式会社。彼らは野菜の品種改良を行い、青果流通現場を支える重要な役割を担っています。
イベントの魅力とは?
本イベントでは、青果流通の現場で活躍する農家や流通関係者、野菜開発者が一堂に会し、「これからの野菜」をテーマに語り合います。特に注目されるのは、クロストークセッション「Oisixと考える!品種(たね)が解決する いま と これから」です。このセッションでは、オイシックスの佐藤部長が将来の野菜流通に関するビジョンを提言し、参加する生産者やブリーダーがそれに対するアプローチを発表します。
クロストークセッションの内容
登壇者たちは、注目の野菜、娃々菜(わわさい)やカリフローレなどの新商品開発の裏側を語るほか、次に来るトレンド野菜についても議論します。Oisixは、消費者のニーズに応じた新しい野菜を開発するために、全国の生産者と密に連携し、新商品の企画を進めています。
リアルなマッチングの場
「カンポプローバ」では、トキタ種苗が育成した最新の野菜品種を実際に展示し、試食体験も提供します。これにより、流通やメニュー開発を担当する業界関係者は、直接生産者と意見交換ができる貴重な機会を得られます。このようなマッチングが、生産者の声を反映した商品開発に繋がり、最終的に消費者の期待に応える結果を生むのです。
ネットワーキングの重要性
このイベントには、種苗会社や小売業、飲食業、さらに野菜生産者が参加し、業界内の情報交換やネットワーキングが行われます。参加者同士が未来志向の野菜流通について議論し、互いにアイデアを共有することは、この業界のさらなる発展に貢献することでしょう。
開催概要
- - イベント名: カンポプローバ in TOKYO 2025
- - 開催日: 2025年6月10日(火)
- - 開場時間: 12:30 | 開会: 13:00(クロストークは13:30より)
- - 会場: 大崎ブライトコアホール(東京都品川区北品川5-5-15 大崎ブライトコア3階)
(りんかい線 大崎駅より徒歩5分)
登壇者紹介
オイシックス・ラ・大地株式会社
商品本部 農産部 部長 佐藤由梨氏
2016年に入社し、青果の新商品企画・導入を担当。生産者を訪問し、新たな野菜開発にも取り組む。
株式会社FENNEL
2013年に結成され、年間70種類以上のヨーロッパ野菜を栽培・出荷し、レストランや一般消費者向けに販売。
トキタ種苗株式会社
育種開発グループ チーフブリーダー 中島紀昌氏
2005年に入社。イタリア野菜やコマツナの品種改良を手がけ、農林水産大臣賞も受賞した実力者です。
この「カンポプローバ in TOKYO 2025」は、業界の未来を共に考えるための貴重なプラットフォームとなることでしょう。参加者は、新しい知識やネットワークを得る絶好のチャンスです。