iruka、海外進出
2019-11-26 11:50:09

イルカのコンパクト自転車「iruka」が海外進出を果たす

モバイル変身自転車 「iruka」 が進出



東京発のモバイル変身自転車「iruka」が、発売からわずか半年でインドネシア、香港、シンガポールの3ヶ国に進出しました。これは、イルカが追求する「自由に移動できる」ライフスタイルを体現した製品で、国内外を問わず多くの人々の注目を集めています。

「iruka」の開発背景



「iruka」は、創業者で代表取締役の小林正樹氏によって開発されました。彼はインターネット広告のリーディングカンパニーである株式会社オプトホールディングスの創業メンバーであり、同社の取締役CFOを務めていました。その後、自転車通勤を始めた彼は、「世界一イケてる折りたたみ自転車をつくる」という想いに取りつかれ、2008年にイルカを設立しました。

彼が折りたたみ機構の着想を得たのは、友人の結婚式で見かけたソムリエナイフからでした。そして、Googleで出会ったプロダクトデザイナーと共にirukaの設計を進めましたが、開発は困難を伴い、海外の工場を転々としながら10年を要しました。その結果、今年6月にやっと発売にこぎつけたのです。

国内外の販売展開



irukaは、東京や神奈川などの小径車専門店から販売が開始され、その後、宮城や群馬、愛知など全国19店舗に正規販売店が広がりました。そして、海外市場にも注目し、インドネシア、香港、シンガポールにおいて専属ディストリビューターが決まったことで、販売が開始される運びとなりました。

「iruka」の魅力



この自転車の最大の特徴は、独自の折りたたみ機構です。左右対称の弧を描くジャックナイフフレームや、片持ちフォークを採用し、4つの形態に変形することができます。これにより、都市部での俊敏な移動を可能にし、様々なシーンに対応します。

1. ランモード: 自転車走行時の形態。小径ホイールながら優れた走行性能を誇ります。
2. ウェイトモード: 駐輪時に後輪を折りたたんだ形態で、自立式になります。
3. ウォークモード: すべての車輪とハンドルを折りたたんで持ち運びが容易になります。
4. スリープモード: 完全に折りたたんだ状態で、コンパクトに収納可能です。

より多くの国へ



IRUKAは、既にアジアの3ヵ国に進出した以外にも、今後さらに多くの国へと市場を拡大していく計画です。小林氏は、「irukaがインドネシアや香港、シンガポールの街中を走る姿を想像すると心が躍る」と語っており、このプロジェクトには大きな期待が寄せられています。

最後に



自転車の新しい形を追求するイルカの挑戦は、今後も続いていきます。「iruka」は、シンプルで美しいデザインと機能性を兼ね備えた自転車として、多くの人々に愛されることでしょう。ぜひその走行を体験してみてください。今回の進出により、世界中の人々がより便利に移動できる未来が期待されます。

会社情報

会社名
株式会社イルカ
住所
東京都渋谷区神宮前3-18-6 211
電話番号

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