高知県で新たに「まんが甲子園タテスクバージョン」が始動!
2025年4月4日、高知県で新たに若手漫画家を育成するコンテスト「まんが甲子園タテスクバージョン」が発表され、公式ウェブサイトもオープンしました。このイベントは、1992年から続く高校生を対象とした「全国高等学校漫画選手権大会(まんが甲子園)」の新たな形として位置づけられています。
コンテストの目的
このコンテストはKADOKAWAの主催のもと、高知県やまんが王国・土佐推進協議会と共に開催されるもので、全国6,000以上の高等学校の生徒に向けて、縦スクロール漫画を通じてクリエイターとしてのデビューのチャンスを提供します。この新しい形態のコンテストは、特に高校生の文化活動を支援し、出版社によるスカウト制度を導入することで、次世代の新人漫画家を発掘することを目指しています。
タテスクバージョンの特長
1.
個人またはチームで応募OK
個人での応募はもちろん、最大5人からなるチームでの参加も可能です。学校単位でのまとめは不要で、自分たちで直接オンラインから応募できます。また、応募から選考、結果発表までも全てオンラインで行われるため、参加しやすい環境が整っています。
2.
著名出版社による選考
作品の選考はKADOKAWAのタテスクコミック編集部と集英社のジャンプTOON編集部が協力して行います。このため、高校生たちが憧れる漫画家やクリエイターへの道が、より現実味を帯びてきます。
3.
得意分野を生かせる
縦スクロールコミックは作業を分業するスタイルが特徴的です。シナリオ作成や線画、着色など、各自が得意な部分を活かして応募できるため、チームでの協力が促進されます。
4.
技術サポートが充実
協賛企業であるKADOKAWAタテスクコミック、セルシス、ワコムの支援により、受賞者や応募者には技術的なサポートも期待できます。特に、漫画制作アプリ「CLIP STUDIO PAINT」やプロのペンタブレットの使用方法を解説するオンラインイベントも予定しています。
応募受付の開始
応募の受付は2025年6月中旬から開始される見込みで、詳細は公式サイトで随時公開される予定です。高校生にとって、クリエイティブな表現の場が広がるこのコンテストは、今後注目のイベントとなることでしょう。
まとめ
「まんが甲子園タテスクバージョン」は、高校生たちが自身の個性を活かし、漫画家やクリエイターとしての道を開く素晴らしい機会です。新たな才能が育つこのコンテストに、引き続き注目が集まりそうです。公式サイトには最新情報が随時更新されるため、興味のある方はぜひチェックしてみてください。