災害対策の新商品
2025-11-19 15:59:07

災害対策に最適なBCP対応型ポータブル蓄電池の新登場

災害対策に最適なBCP対応型ポータブル蓄電池の新登場



株式会社No.1とナチュラニクスが共同開発したBCP対応型ポータブル蓄電池「EnerCraft(エナクラフト)」シリーズが、2025年11月25日より販売を開始します。この新型蓄電池は、通常時と非常時の両方で使用可能で、企業や自治体の事業継続計画(BCP)の一環として、非常時には持ち運びができる便利さが特徴です。

製品の概要と特徴



EnerCraftシリーズには、2種類のモデルがある。2kWhの「EC-2800」と、0.5kWhの「EC-700」です。EC-700は商用100V、EC-2800は商用200Vに対応しており、平常時のUPS(無停電電源装置)としても、緊急時の持ち運び可能な電源としても広く利用される設計がなされています。特に医療機関や地方自治体、中小企業など、BCPが必要とされる様々な環境に適しています。

最大の特徴は、販売後の「回収・再利用」に対応していることです。AI技術により蓄電池のセル状態を評価し、継続的に利用が可能なセルを選別して再利用することで、実際の廃棄物やリサイクル時の環境負荷を軽減します。このプロセスにより、製造時のCO₂排出量も50%以上削減できる見込みです。

開発背景: 変化する社会と災害に備える



昨今、自然災害の激甚化が進んでいます。特に2018年に発生した台風21号では関西地域で220万戸以上が停電し、最大16日間も復旧に時間がかかりました。このような状況から、企業や自治体にとって非常時の電源確保は喫緊の課題です!

従来のポータブル電源は、通常時の使用を考慮せずに製造されているため、メンテナンスが行き届かず非常時に使えないケースも少なくありません。そのため、ナチュラニクスが関与したこの新しいポータブル蓄電池は、日常からの使用を前提とした設計が施されています。加えて、環境への配慮がなされているのも大きなポイントの一つです。

技術的な優位性



この製品に搭載されているSCiB™セルは、東芝が開発したリチウムイオン電池です。高い安全性を特徴とし、20,000回以上の充放電を行える耐久性を備えています。ナチュラニクスの急速充電技術を活かし、EC-700は最短18分、EC-2800は48分で充電が可能です!

また、幅広い温度域で安定して動作し、劣化を抑える設計がなされているため、年中無休での利用が期待できます。この技術は、業務の継続性を支えるための強力な武器となるでしょう。

今後の展望



2025年11月25日からの販売開始後、まずは中小企業や地方自治体、教育機関、医療機関など、BCP対策が求められる様々な分野への導入が進められる予定です。その後、物流や交通、建設業界など、高い可用性が求められる現場への展開も見込まれています。また、回収後の再生モデルは、未電化地域や新興国における電力インフラとしての利用も考慮されています。

BCP対応型ポータブル蓄電池「EnerCraft」は、災害時の強い味方となり、くにのビジネスや人々の生活を守るための重要な存在となるでしょう。今後の展開が非常に楽しみです。詳しくは、EnerCraft公式サイトをチェックしてください。


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会社情報

会社名
株式会社No.1
住所
東京都千代田区内幸町1-5-2内幸町平和ビル 19F
電話番号
03-6735-9979

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