鹿児島県阿久根市に新たに設立される子ども第三の居場所
子どもたちのための新しい拠点、いわゆる「子ども第三の居場所」が鹿児島県の阿久根市に設立されることが正式に発表されました。このプロジェクトは、家でも学校でもない、子どもたちが安心して過ごせる環境を提供することを目的としています。
協定書調印式と内覧会
令和7年1月29日、水曜日の午後3時から30分間、阿久根市にて協定書の調印式が行われます。この式典には、阿久根市の市長や副市長、教育長、さらにB&G財団の理事長が参加する予定です。式典には、挨拶や協定書の調印、写真撮影、さらには拠点の概要説明が含まれており、終了後には内覧会も実施されます。
この子ども第三の居場所は、これまでに全国で243箇所設置されており、阿久根市が県内で11番目の拠点となります。B&G財団からは、開設費用と3年間の運営費として合計8,040万円の支援が決定しており、これにより安定した運営が期待されています。
子ども第三の居場所の特徴
この拠点では、下記の5つの支援内容を中心にした手厚い支援が行われる予定です:
1.
安心安全な居場所の提供
2.
学習支援
3.
生活支援
4.
児童や家庭の状況のアセスメント
5.
社会生活のスキルを育むプログラム
今後、特に重要となるのは、運営費支援が終了する4年目以降の事業継続についてです。今回の協定書には、その内容も盛り込まれており、地域の子どもたちにとっての持続可能な支援体制の確立が期待されます。
開設日と運営情報
拠点のオープン日は令和7年2月1日(土曜日)となっており、開館時間は月曜日から土曜日の午前8時から午後7時までです。ただし、日曜日と祝日は休館となります。定員は20人で、対象は市内の6歳から18歳までのさまざまな悩みを抱える子どもたちです。
最後に
この新しい拠点は、子どもたちが安心して過ごせる環境を提供し、必要な支援を受けるための大きな一歩となるでしょう。地域の特徴を活かしながら、子どもたちの成長を支える重要な役割を果たすことが期待されています。今後の展開にも注目です。
詳しいお問い合わせについては、公益財団法人B&G財団へ直接ご連絡ください。電話やメールでの問い合わせも受け付けていますので、興味のある方はぜひご確認ください。