国産AIモデルPLaMo 2.0 Prime、栄誉ある最優秀賞を受賞
株式会社Preferred Networks(PFN)が手がける国産の生成AI基盤モデルであるPLaMo 2.0 Primeが、2025年の日経優秀製品・サービス賞において最優秀賞を受賞しました。この受賞は、PFNが開発したフルスクラッチの技術力と、実用的な日本語性能が評価された結果です。これを受けて、新規利用者に向けて特典として100万トークン相当のクレジットを提供することも発表されました。
受賞のポイント
PLaMo 2.0 Primeが評価された理由は以下の通りです。まず、国内技術に基づいた開発が行われており、自治体や企業が安心して利用できる国産AIの選択肢の一つとしての存在感が高まっています。次に、日本語生成AIとしての実用性が非常に高く、特に長文処理や文脈理解、検索拡張生成など、日本語の実務に必要な精度と機能を安定して提供しています。また、コストパフォーマンスも優れており、同等の海外製モデルに比べても利用しやすい価格でありながら、必要な性能を維持することに成功しています。
クレジットキャンペーン
PFNはこの受賞を記念して、PLaMo Primeの新規ユーザーに対して100万トークン相当のクレジットを付与することを発表しました。このクレジットを利用することで初期費用の負担を軽減し、PLaMo Primeの機能を十分に試してもらえる機会を提供しています。実際、このクレジットはインプットトークンとアウトプットトークンの比率を考えた上でのもので、クレジットの有効期間は1ヶ月です。
最新モデルの展望
PFNはPLaMoシリーズの継続的なアップデートを予定しており、2026年にはさらに進化したPLaMo 2.2 Primeを提供する計画です。この新モデルでは、指示追従性能の向上が図られており、より多様な指示に対して柔軟に応じることが可能になります。また、医療分野における質疑応答や、複数ターンのロールプレイにおいても一貫性と信頼性を高めるための取り組みも行われています。
特化型モデルの展開
PFNは、顧客のニーズに応じた特化型のPLaMoモデルも開発中です。例えば、金融特化型PLaMoは、専門知識の強化と高いセキュリティ要件に対応しており、翻訳特化型PLaMoは、高速かつ高精度な日本語翻訳を実現しています。これら特化型モデルは、行政や金融分野での実務に有用です。
PLaMoの将来性
今後、PFNは、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)との共同により、PLaMo 3.0の開発も進めており、2026年春には新たな日本語生成AIが公開予定です。また、ガバメントAI「源内」との連携を強化し、行政分野での利用も拡大する見込みです。
これらの取り組みを通じて、PFNは企業や自治体、研究機関が安全で高精度な生成AIを活用できる環境を提供し続けていく考えです。PLaMoに関する詳しい情報は、公式サイトでご確認いただけます。