高輪築堤跡、歴史の重みを体感できる貴重な機会!期間限定公開
東京都港区で、普段は見ることのできない貴重な歴史遺産「高輪築堤跡」の現地見学会が開催されます。
この高輪築堤跡は、JR東日本の協力のもと、港区教育委員会がTAKANAWA GATEWAY CITY第Ⅱ期エリア(5・6街区)で実施した調査で確認されたものです。発掘調査で確認された築堤跡は、その後埋め戻される予定ですが、その前に一般公開されることになりました。
今回公開されるのは、調査を実施した9箇所のうち1箇所。幅約2メートル程度の石垣で、往時の高輪築堤の様子を垣間見ることができる貴重な機会です。埋め戻し前の貴重な姿を、この機会にぜひご覧ください。
見学会概要
開催日時: 令和6年12月8日(日)、9日(月)午前9時~午後3時
開催場所: 高輪二丁目交差点付近 TAKANAWA GATEWAY CITY第Ⅱ期エリアの一部
参加費: 無料(申込不要)
対象: どなたでも(小学生以下は保護者同伴、介助が必要な方は介助者同伴)
注意事項: 駐車場、駐輪場、トイレはありません。歩きやすい服装でお越しください。国指定史跡範囲(第7橋梁部等)の見学はできません。荒天の場合は中止・延期となる可能性があります。最新情報は港区立郷土歴史館ホームページをご確認ください。
高輪築堤とは?
高輪築堤は、江戸時代に建設された、品川と高輪を結ぶ重要な交通路の一部です。明治時代に鉄道敷設に伴い埋められたものの、近年になってその一部が発見され、歴史的価値の高い遺跡として注目を集めています。今回の見学会は、この貴重な歴史遺産を多くの人に知ってもらう絶好の機会となるでしょう。
アクセス方法
会場は高輪二丁目交差点付近、TAKANAWA GATEWAY CITY第Ⅱ期エリア内です。公共交通機関をご利用いただくことを推奨します。最寄り駅からのアクセス方法については、港区立郷土歴史館ホームページ、またはTAKANAWA GATEWAY CITYのホームページをご確認ください。
見学会に参加する際の注意点
会場には駐車場、駐輪場、トイレ等の設備がありませんので、ご注意ください。
歩きやすい服装、汚れても良い服装でご参加ください。
会場内は、歴史的建造物の一部です。大切に扱い、マナーを守って見学しましょう。
天候によっては中止となる場合がありますので、事前に港区立郷土歴史館ホームページで確認することをお勧めします。
歴史と現代が交差する貴重な体験
高輪築堤跡の現地見学会は、歴史に触れる貴重な機会です。近代的な都市開発が進むエリアで発見された歴史遺産は、現代社会との調和や、過去からの学びを促す役割も担っています。この機会に、歴史の重みと現代社会の繋がりを体感してみてはいかがでしょうか。
関連情報
港区立郷土歴史館ホームページ: https://www.minato-rekishi.com
* TAKANAWA GATEWAY CITYホームページ: https://www.takanawagateway-city.com