新型電気バス「ELEC CITY TOWN」
2024-10-16 17:32:56

Hyundaiが新型電気バス「ELEC CITY TOWN」を発表、充実の安全機能とサービス

Hyundaiの新型電気バス「ELEC CITY TOWN」



Hyundai Mobility Japanが2024年末に発売を予定している新型中型電気路線バス「ELEC CITY TOWN」が、CHAdeMO協議会による急速充電器適合試験に合格し、「組み合わせ試験結果一覧」に名を連ねました。これにより、「ELEC CITY TOWN」は急速充電時の安全性が確認されたことになります。

安全性の実証



「組み合わせ試験結果一覧」は、CHAdeMO協議会が実施しているテスト制度の一部で、様々な充電器との相性や実車確認を基にした結果が記載されています。新たにこのリストに加わった「ELEC CITY TOWN」は、今後電気路線バスの導入を考える自治体や事業者にとって、安全な選択肢の一つとなり得るのです。充実したアフターサービスや各種安全装置も特徴として掲げられています。

環境問題に貢献



現在、日本の電気バス市場は限定的であり、環境に配慮した公共交通機関の運営が急務とされています。Hyundaiは、公共交通機関が求める課題に向けて、適切なサイズの電気バスを提供することで、CO2削減に貢献する姿勢です。郊外路線やコミュニティバスなど、需要が見込まれる「ELEC CITY TOWN」は、そのニーズに応えることが期待されています。

製品の特徴



「ELEC CITY TOWN」は、日本のバス車体規格ガイドラインに準拠し、日本ならではのニーズに対応しています。特に、リチウムイオンバッテリーを搭載し、220km以上の航続距離を実現しました。これにより、長時間の運行でも安心して利用できるでしょう。さらに、新車輌登録からフロントガラスやサイドミラーの修理・交換サービスを10年間提供するなど、顧客サポートも充実しています。

また、乗客の安全性を確保するための「SEW-Near」機能に加え、悪天候時や滑りやすい路面での車両の挙動を制御する「VDC(車輌安定装置)」も標準装備されています。これにより、運転手は安心して運行することが可能になります。

アフターサービスへの取り組み



Hyundaiは、2024年問題を考慮し、車両管理の効率化を図るテレマティクスサービスの導入を進めており、さらに部品供給の迅速化を目指しています。日本国内のバス事業者においては、ヒョンデの大型観光バス「Universe」などの部品を翌日納品する体制を構築しています。このような取り組みは、バス運行のダウンタイムを最小限に抑える効果があります。

さらに、「ELEC CITY TOWN」に関しては、公益財団法人日本自動車輸送技術協会(JATA)から補助金が交付される対象車両に認定されており、事業者や自治体が1台導入するごとに約1,769,200円が支給される制度も整っています。

まとめ



Hyundaiが提案する「ELEC CITY TOWN」は、多方面での配慮がなされた製品であり、公共交通機関の新しい可能性を提供する存在となるでしょう。環境問題への対応と、運行面での安全性を兼ね備えたこの新型電気バスは、未来の公共交通の一端を担う意義深いプロダクトです。より詳細な情報は、公式ウェブサイトを含め様々なリソースから得られます。


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会社情報

会社名
Hyundai Mobility Japan 株式会社
住所
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-6-1みなとみらいセンタービル16F
電話番号

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