青森県十和田市が推進するスマート農業とスポーツ振興に向けた新プロジェクト

青森県十和田市が取り組む新たなプロジェクト

青森県十和田市は、持続可能な地域社会の形成に向け、ふるさと納税を活用した新たなプロジェクトを発表しました。2025年12月12日から2026年3月31日までの期間において、ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を通じて、2つの事業への寄付受付をスタートします。この取り組みは、農業とスポーツ振興の2つの柱から成るプロジェクトです。

スマート農業の推進

事業概要

- 目標寄付額: 1,500,000円
- URL: スマート農業事業詳細

青森県十和田市は、東北屈指の農業地帯として知られていますが、農業従事者の高齢化に伴う人手不足が深刻な問題となっています。この課題を解決するために、十和田市では「スマート農業」への移行を推進しています。新しい技術を活用し、農業の効率を向上させることを目指すこのプロジェクトは、持続可能な農業の実現に向けた重要な一歩です。特に、手間のかかる作業を機械化することで、若い世代の農業への参入を促進し、地域の特産品を未来へ繋げていくことが期待されています。

市の要望として、寄付者を通じて地域の特産品を全国へ届けるための資金を求めています。寄付金は、スマート農業技術の導入支援に活用され、農業の未来を担う若者たちに新たなチャンスを提供します。

天然芝サッカー場の維持管理

事業概要

- 目標寄付額: 5,000,000円
- URL: 天然芝サッカー場維持事業詳細

もう一つのプロジェクトは、高森山球技場の天然芝の維持管理に関するものです。2026年に開催予定の「青の煌めきあおもり国スポ」に向け、十和田市では本格的な準備が進められています。高温多湿な夏季には芝生の品質が低下するため、競技環境を保つことが難しくなっていることが課題とされています。

この取り組みは、地域住民と県内外の人々が交流できる場を提供し、スポーツを通じて地域活性化を図ることを目的としています。競技環境の整備や充実を図ることで、地域経済の活性化にも寄与することが期待されています。また、人々の絆を深める活動にも力を入れることが求められています。

さとふるとCAMPFIREの協力

このプロジェクトは、株式会社さとふるとクラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」との業務提携を通じて進められます。両社は、寄付を通じて地域の生産者や自治体を支援するさまざまな取り組みを行っています。地域活性化に向けた取り組みは今後も続けられ、寄付者からの応援を募る動きが活発化しています。