「Oyraa」京都で実証実験
2024-07-01 13:13:17

通訳アプリ「Oyraa」が京都で実証実験!持続可能なオーバーツーリズム対策に挑む

通訳アプリ「Oyraa」、京都で実証実験開始!オーバーツーリズム対策に挑む



京都市は、国内外から多くの観光客が訪れる人気の観光都市です。近年、インバウンド観光客の増加に伴い、オーバーツーリズムによる様々な課題が顕在化しています。

この課題解決に向け、通訳サービスアプリ「Oyraa」が、京都市観光協会、関西イノベーションセンターと連携し、2024年7月1日から11月30日までの5か月間、実証実験を実施します。

「Oyraa」とは?



「Oyraa」は、24時間365日、予約不要で1分単位から利用可能な通訳サービスアプリです。アプリを通して、通訳者を検索し、音声通話やビデオ通話で直接会話することで、言語の違いによるコミュニケーションの壁を解消します。

実証実験の内容



今回の実証実験では、「Oyraa」アプリを利用することで、京都市内を訪れるインバウンド観光客の現地での困りごとやトラブルを事前に解消することを目指します。

具体的には、京都総合観光案内所や市内宿泊施設で、アプリの利用促進のためのクーポンコード配布を実施。インバウンド観光客が、アプリを通して通訳者とスムーズなコミュニケーションをとることで、トラブルを未然に防ぎ、満足度向上を図ります。

実証実験の目的



今回の実証実験を通して、「Oyraa」アプリによる多言語対応が、オーバーツーリズム対策にどのように貢献できるのかを検証します。

具体的には、以下の2点を目標としています。

1. 観光客側の満足度向上:通訳アプリを通して、観光客がスムーズにコミュニケーションをとれるようにすることで、旅行中のストレスを軽減し、満足度を高めます。
2. 観光事業者側の負担軽減:多言語対応の必要性を減らすことで、観光事業者の負担を軽減し、持続可能な観光事業の運営を支援します。

今後の展開



今回の実証実験を通して得られたデータやノウハウを基に、更なるアプリの利用促進を目指し、持続可能なオーバーツーリズム対策の実装を目指します。また、関西イノベーションセンターと連携し、オーバーツーリズム対策に課題を抱える他の地域への展開も検討していくとのことです。

「Oyraa」が目指すもの



「Oyraa」は、通訳の“民主化”を掲げ、誰もがいつでもどこでも気軽に利用できる通訳サービスを目指しています。

今回の実証実験を通して、「Oyraa」が観光業界に新たな価値を提供し、持続可能な観光を実現するための重要な役割を果たすことを期待しています。


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