シャルリーエブド襲撃事件を考えるシンポジウム
2015年1月23日(金)に京都精華大学で開催される緊急シンポジウム「シャルリーエブド襲撃事件を考える―表現の自由とテロリズム」。このシンポジウムは、2014年度の岡本清一記念講座の一環として行われ、私たち現代社会の表現における自由さと、それに伴うリスクについて考察する貴重な機会となります。
開催概要
- - 日時: 2015年1月23日(金)19:00~21:00
- - 会場: 京都精華大学 本館4階 H-417
- - 参加方法: 申込不要、無料、先着順
- - 問い合わせ先: 京都精華大学 企画課 TEL 075-702-5201
このシンポジウムでは、著名な講師陣を迎え、表現の自由の意義やその危機について様々な切り口から議論します。多くの方々の参加をお待ちしています。
講師と講演内容
- - 開会挨拶: 学長 竹宮惠子氏
- - 「事件の概要について」: 講師が事件の背景や影響について解説します。
各講演が行われる中、以下のようなテーマが取り上げられます。
1.
篠原ユキオ氏: 「風刺マンガとは何か」
- 漫画表現による風刺の役割や、マンガを通した社会のメッセージについて解説。
2.
安田昌弘氏: 「共和主義の不協和 〜ポピュラー音楽研究から」
- フランスの若者文化や移民文化を踏まえ、音楽や文化の中の不協和音について考察。
3.
ウスビ・サコ氏: 「イスラム教の精神と現代社会の矛盾」
- 言語や文化の違いを越えて、イスラム教徒としての視点から現代における矛盾を語ります。
4.
ディスカッション: 参加者による質疑応答とアイデア交換も予定されています。
岡本清一記念講座について
岡本清一初代学長の理念「自由自治」を継承し、現代の諸問題を通じて日本と世界を考える講座として2005年に始まりました。過去には多くの著名な講師が参加し、各回で多様な視点を提供してきました。
京都精華大学の概要
1968年に設立された京都精華大学は、文化や芸術の教育を通じて、社会に貢献しようとする人材の育成を目指しています。多彩な学部を擁し、マンガやポピュラーカルチャーに特化したコースもあり、地域社会との連携を深めています。さらに、大学は京都国際マンガミュージアムを共同運営し、歴史ある文化の発信拠点となっています。
このシンポジウムに参加し、共に現代の重要なテーマについて考えましょう。