画像診断AI提携
2022-04-06 15:00:12

プラスマンとバイエル薬品、画像診断AIの独占販売提携を発表

プラスマンとバイエル薬品の新たな一歩



2022年4月6日、東京都千代田区のプラスマン合同会社は、医薬品大手のバイエル薬品株式会社と業務提携を結び、新開発のAIソフト「Plus.Lung.Nodule」の独占販売権をバイエル薬品が取得することを発表しました。この提携により、医療画像診断のさらなる効率化及び質の向上が期待されます。

「Plus.Lung.Nodule」は、肺結節や縦隔・肺門リンパ節の視認性を向上させることを目的としたプログラム医療機器です。特に、増加する医療画像データの中で、読影効率の向上を目指して開発されており、診断精度を高めるとともに医療従事者の負担を軽減させる意義を持つ製品となっています。

プラスマンの代表、 大塚裕次朗氏は、「バイエル薬品はヘルスケア領域においてリーダー的な存在であり、医療機器分野でも確固たる地位を築いています。今回の提携によって、ベンダーロックインからの解放が進み、患者や医師にとってより良い選択肢が提供できると確信しています」と述べています。

また、バイエル薬品のラジオロジー事業部長、ケルビン・ウォン氏も「プラスマンとの協業により、私たちのAI支援ソフトウェア事業を推進し、放射線科医師とそのチームに貢献していく所存です」と意気込みを語りました。

さらに、プラスマンは数理工学とアクチュアリアルサイエンスを基盤に、さまざまな医用画像診断AIの研究開発に注力しており、胸部CT-AIやCXR-AI、ディープラーニングによる画像処理技術の開発にも取り組んでいます。これにより、放射線医が求める高度で直感的に使える道具の提供を目指しています。

今回の業務提携は、医療現場での画像診断品質を向上させる重要なステップとされ、プラスマンは業界関係者と連携して患者の健康促進に向けた取り組みを一層強化していく意向を示しています。

バイエルの企業ビジョン



バイエルは、ヘルスケアと食糧関連のライフサイエンスを中心としたグローバル企業であり、持続可能な発展に寄与することを目指しています。世界的な人口増加と高齢化による課題に対処し、人々の生活と地球の繁栄に貢献するために技術革新と事業の成長を追求しています。バイエルにとって、信頼性の高いブランドとしての地位を確立することは最も重要な使命といえるでしょう。

プラスマンの使命



プラスマンは、AIと数理エンジニアリングを駆使して放射線科医の読影を支援する企業として、ディープラーニング技術を用いた研究と開発を進めています。「夢を叶えるモノを作る」という理念のもと、医療従事者が必要とする機能を追求し続ける姿勢が、業界内での信頼を築いています。今回の提携を機に、ますます飛躍することが期待されます。一緒に患者の健康に貢献する活動を広げていくことでしょう。

会社情報

会社名
プラスマン合同会社
住所
東京都千代田区平河町1-3-6 2F
電話番号
03-6403-9065

トピックス(IT)

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