株式会社ゼンリンデータコム、第25回夏季デフリンピック東京2025の協賛契約を発表

株式会社ゼンリンデータコムが、第25回夏季デフリンピック競技大会東京2025の協賛契約を締結したことが発表されました。この大会は、耳が聞こえない方々のための国際スポーツイベントであり、2025年11月15日から26日までの12日間にわたり、東京で開催されます。この大会は100周年を迎えるもので、多くの国と地域が参加することが期待されています。

大会概要について

デフリンピックは、4年に1度開催される国際的なイベントで、聴覚障害者アスリートが参加する大会です。今回の大会には、約6,000人の選手団が参加し、70～80か国の地域から集まる予定です。主な競技会場には、駒沢オリンピック公園総合運動場や東京体育館が含まれます。

協賛の背景

ゼンリンデータコムは、デフリンピックの準備や運営を全面的にサポートする「トータルサポートメンバー」として、協賛金や物品、役務を提供します。同社の清水辰彦社長は、「日本で初めて開催されるデフリンピック、そして100周年の記念大会をサポートできることを大変光栄に思います」とコメントしています。

社員デフアスリートの活躍

同社にはデフスポーツ選手が社員として在籍しており、彼らの活動も応援しています。たとえば、バドミントン選手の長原茉奈美さんは、数々の大会で優秀な成績を収めています。長原さんは、「デフリンピックへの出場権獲得を目指し、まずは結果を残していきたい」と述べています。

また、デフサッカー選手の原口凌輔さんと岡田侑也さんも、東京2025を目指して日々努力しています。原口さんは「競技者として世界一を目指すだけでなく、障害への理解を深める機会でもある」と強調し、岡田さんは「ともに盛り上げていきたい」と話しています。

デフリンピックの意義

デフリンピックは、単なるスポーツイベントにとどまらず、聴覚障害に対する理解を深め、共生社会の実現に寄与する重要な機会です。ゼンリンデータコムは、選手たちが成果を上げ、デフスポーツの魅力を広める手助けをしながら、この大会を盛り上げていくことを約束しています。

最後に

2025年のデフリンピックは、障害の理解促進に向けた一大イベントです。全国の皆さんがこの大会に関心を持ち、参加する選手を応援することで、より良い共生社会の実現に繋がればと多くの関係者が願っています。興味のある方は、ぜひ大会の公式ウェブサイトで最新情報をチェックしてください。大会への関心と参加が、健全な社会づくりにつながることを期待してやみません。