オンデバイスAI議事録アプリが切り拓く新しい情報活用の形とは
2026年8月20日、interfmにて放送された番組『Why So Good?』では、ヒバチ株式会社の取締役、松嶋活智氏が特別ゲストとして登場しました。エピソードの中では、AI議事録アプリ「Reki note」(レキノート)についての興味深い議論が繰り広げられました。
遠い人にどう出会うか
番組の前半では、松嶋氏が自らの履歴や信頼の重要性について共有しました。彼は日本マイクロソフトでの経験を経てスタートアップ経営に携わり、特に社外の人々と会う機会を大事にしていたと回顧します。「名刺のない状態で人と関わることが重要」と語り、信頼の構築方法についても触れました。リスナーにとって記憶に残るメッセージは、信頼とは「同じものを一緒に見て、明日を語れる関係」であるという点でした。
キャリア選択にまつわる調査結果も紹介され、72%の人々が他者との仕事にどれだけの重視をおいているかを示していました。信頼関係をつむぐことがキャリアの選択肢を広げる鍵であることが強調されました。
Reki noteの魅力
後半では、松嶋氏が自身が注力する「Reki note」の詳細に話が移りました。彼がかねてから「議事録ツールは多くあるが、使いこなせない」と感じていたことを背景に開発されたこのアプリは、今までの議事録ツールとは一線を画す機能を持っています。
Reki noteは、PCの音声を直接録音し、ボットを必要としない形でデータをローカルに保存します。カレンダーとの連携により参加者と議事録が自動で紐付けられ、同じ画面上でメモも加えることが可能です。さらに、MCPやプラグインの公開により、AIから任意のデータ処理ができるのも大きな特徴です。
越川氏が「APIはレシピ通りの調理なら、MCPは自由な調理」と説明する場面もあり、リスナーにとっても分かりやすい例えで機能の魅力が伝わりました。
情報資産の再定義
松嶋氏が興味深い視点を提供したのは、会議で使われる情報資産の重要性です。静かな環境で話者を分けて記録できる能力が、会議の質を向上させると彼は考えているのです。そして、「議事録ツールの先へ」というビジョンも示しました。それは、タスク管理や資料作成まで包摂する「仕事をすべてサポートするインターフェース」を目指すものであり、さらには日々更新されるプロファイルを生成し、人と人とのマッチングに役立てようとしています。
越川氏が示した統計によれば、働く時間の39%が社内会議に費やされ、その中でも月曜と金曜が最も多いのだそうです。このような会議時間を財産へと転換する考えが、これからの働き方を大いに変えていく可能性を秘めているに違いありません。
放送の視聴方法
番組の放送後1週間は、radikoのタイムフリーで番組を聴取することができ、その後にはYouTubeでも収録の模様が公開される予定です。興味のある方は、放送を見逃さないよう注意しましょう。
この放送を通じて、議事録の新たな活用法についての認識を深められたのではないでしょうか。「火鉢を囲むように」という社名の由来にも、ぜひ注目してください。