Hacobu、全エンジニアにAIツールを導入
株式会社Hacobu(ハコブ)は、東京都港区に本社を構え、物流の課題解決に特化したクラウド物流管理ソリューションを提供しています。近年、急速に発展を遂げている生成AI技術を活用し、全エンジニアとプロダクトマネージャー(業務委託を含む)に対して、AIコーディングエージェント「Devin」、AIエディタ「Cursor」、対話型AI「ChatGPT」を無制限に配布する取り組みを発表しました。この施策は2025年6月1日から実施される予定です。
## 新しい開発環境の誕生
Hacobuでは、物流業界が直面するさまざまな課題を解決するために、これまでもAI技術を部分的に取り入れてきましたが、今回の施策はこれをさらに進化させます。特に、AIと人間が協力しながら開発に取り組める環境を整えていくことを目指しています。この変革により、開発のスピードが加速し、アイデアを迅速に実現する機会が増えていくことでしょう。また、業務の一部をAIに委ねることで、開発者たちはより創造的で本質的な課題に注力できるようになるとしています。
## 変革の意義と目的
Hacobuの目指す新しい開発プロセスは、単なる生産性向上にとどまらず、AIと人間が協力して新しい価値を生み出すことを目的としています。これによって、従来の「開発の当たり前」を再定義し、業界全体に新たな潮流をもたらすことを狙っています。このような動きが進む中で、AIが開発において果たす役割はますます重要となり、多くの企業が追随することでしょう。
## 安全なAI利用に向けた取り組み
AI技術を活用するにあたっては、その利用に伴うリスクも考慮する必要があります。Hacobuでは、生成AIを利用する際の特有のリスクを認識し、安全な利用に向けたガイドラインを策定しました。このガイドラインには、機密情報の取り扱いや情報漏洩、著作権の侵害を防ぐための基準が含まれています。また、このガイドラインは恒久的なものではなく、随時見直しを行っていくことが明言されています。
CTOの戸井田裕貴氏は、本取り組みがAIを使ってみること、試行することを全面的に支援する体制を強化するものであると述べ、これにより物流領域における課題解決とデジタルトランスフォーメーションにも寄与していくとしています。
## Hacobuの求人情報
Hacobuでは、物流の社会課題解決に挑戦するメンバーを募集しています。さらなる詳細は、公式採用サイトやエンジニア向けの情報ページをご覧ください。
採用サイトはこちら
エンジニア向け情報ページはこちら
## 会社概要
Hacobuは2015年に設立され、東京都港区芝5-29-11 G-BASE田町4階に本社があります。CEOの佐々木太郎氏が代表を務め、クラウド物流管理ソリューション「MOVO」のシリーズや物流DXコンサルティング「Hacobu Strategy」を展開しています。また、トラック予約受付サービス「MOVO Berth」を含む複数のサービスで、5年連続シェアNo.1を獲得しています。
詳細な情報は公式サイトで確認できます。
Hacobuの公式サイトはこちら