アリペイ、日本企業の決済方法を刷新
中国最大のオンライン決済サービス「アリペイ」が東京の株式会社シンロンとの提携を通じて、日本のEC企業向けに新たな決済導入サービスを開始しました。このサービスにより、日本の企業は、現地法人や中国語を話せるスタッフがいなくても、中国という巨大市場でビジネスを展開できるようになります。
アリペイは、現在中国国内に1億人以上の会員を有し、オンライン決済のシェアはなんと57%。その取扱高は日々78億円を超えており、自国の消費者にとって欠かせない存在となっています。これにより、日本の企業も中国市場の広大さを活用し、ビジネス機会を広げることが可能に。
中国市場の魅力
中国の消費市場は、年々その規模を拡大しています。年収が1000万円を超える層は日本の約2倍、そのインターネット利用者数はなんと2億5300万人を突破しています。この規模は日本の3倍にもおよび、グローバルな市場の中でも圧倒的な存在感を持っています。
日本企業は、シンロンのサービスを利用することで、中国に簡単にECサイトを立ち上げ、48時間以内に円建てで売上を受け取ることができます。また、個人輸入形式を利用するため、現地での納税や関税に煩わされることもありません。これにより、ビジネスのスタートが容易になり、多くのチャンスを生み出すことが期待されます。
さらなる展開とセミナー情報
アリペイは今後、アメリカのアマゾンやオーストラリア、韓国の企業との提携をも進めており、国内外での広告やアフィリエイト事業、翻訳サービス、ポータルサイトの展開を計画中です。このサービスの広がりは、日本企業にとって有望なビジネス機会をもたらすでしょう。
また、シンロンでは「中国向けBtoCセミナー」を開催予定です。参加希望者は以下の情報を参照してください。
- - 主催: 株式会社シンロン
- - 後援: アリペイ、ダイヤモンドビジネスタレント.COM、株式会社アドウェイズ、青山綜合会計事務所
- - 日時: 9月29日(月)13時30分~
- - 会場: 東京国際フォーラム G504(有楽町徒歩1分)
- - 連絡先: TEL 03-5221-9000
- - 会費: 無料
中国市場参入の具体的な方法について学ぶ絶好の機会となりますので、興味のある方はぜひ参加を検討してみてください。日本企業が新たなフロンティアを開拓するチャンスを逃す手はありません。