えいこばの新著
2025-09-03 11:18:14

八丈島の名物おばあ「えいこば」が初の著書を公開!

八丈島の名物おばあ「えいこば」が初の著書を発表



東京都の伊豆諸島に位置する八丈島。この美しい離島から、地域の民俗学をテーマにした新たな書籍が登場しました。著者は、八丈島で約60年の長きにわたって民宿を営む「えいこば」こと福田栄子さんです。彼女が手掛けた著書『八丈島の猫学 ~なぜ猫は人を化かさなくなったのか~』は、猫を通じてこの島の暮らしや文化に迫った一冊となっています。

八丈島と猫の特異な関係


著書では、八丈島に伝わる猫に関するさまざまな伝説や民間信仰が紹介されています。えいこばは、地元の人々への聞き取り調査を通じて、猫と人の間にある興味深い関係性を掘り下げています。例えば、「猫に化かされた」といった噂話も収録され、計24の事例が詳しく説明されています。

「猫と島民との不思議な縁」を大切にし、彼女自身が民宿を営む中で得た経験や知識をもとに、本書は単なる郷土誌や観光ガイドにとどまらない独自の内容となっています。

えいこばの思いと調査の背景


この調査のきっかけは、著書『猫の王』にあった八丈島に関する事例でした。えいこばはこの本を深く読み込むことで、自身の身近にある猫に関する話がたくさん思い出され、調査を開始しました。2年にわたる努力の結果、彼女は八丈島の猫文化を体系的に記録したこの書籍を完成させたのです。

猫の伝承と現代の共生


八丈島で猫は元々、ネズミ被害を防ぐために飼われていましたが、現代では観光客に親しまれる存在へと変わっています。本書では、古くからの猫との共生の歴史を紹介し、当時の島民と猫の関係を分析しています。また、立柳聡氏による文化人類学的な解説も収録され、猫の変わりゆく役割が明らかにされています。

八丈語の魅力


さらに本書では、八丈島独特の方言である八丈語にも焦点が当てられています。えいこばの手書きによる原稿内にある八丈語の台詞には、日本語と対訳が付けられ、地域文化の理解を深める手助けをしています。

イラストと視覚的魅力


本書の中には、えいこば自身が描いた猫のイラストもたくさん収められており、視覚的にも楽しめる作品となっています。読者は、豊かな自然環境の中で猫と人がどのように暮らしているのかを直感的に感じることができるでしょう。

販売と支援の取り組み


この本は、自費出版として刊行され、一部の売上は八丈島の保護猫団体に寄付される予定です。えいこばの猫への愛情が込められたプロジェクトは、多くの人々に猫たちと八丈島の美しさを知ってもらうきっかけになることを願っています。

まとめ


八丈島の文化や日常生活を深く理解できる本書は、ただの愛猫家だけでなく、地域文化や伝承に興味のある人々にも喜ばれる内容です。ぜひ手に取って、えいこばの魅力的な視点から見える猫の世界を探求してください。


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会社情報

会社名
あだん堂
住所
神奈川県横浜市中区初音町3-47-703
電話番号
090-1603-4695

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