鎌倉キャラメルサンドの誕生
2025年10月1日(水)、神奈川県鎌倉市にある名刹・長谷寺と人気パティスリー「鎌倉レ・ザンジュ」がコラボレーションし、紫陽花をモチーフにした新スイーツ『鎌倉キャラメルサンド』が登場します。この商品は、鎌倉の文化や情緒を感じさせる特別なお菓子として、贈り物や自分へのご褒美にもぴったりです。
コラボレーションの背景
長谷寺は奈良時代創建とされ、鎌倉の歴史や文化の重要な一部を担っています。その長谷寺と地域に根付いた製菓業を目指す鎌倉レ・ザンジュは、互いに共感し合い、協力して新しいスイーツを生み出しました。単なる食べ物ではなく、地域に存在する大切な文化とつながりを持ったアイテムが生まれることになりました。
デザインとパッケージ
このスイーツのパッケージデザインには、長谷寺が名付け親でもある紫陽花と「なごみ地蔵」が用いられています。紫陽花が持つ美しさや、長谷寺の持つ和の趣を感じられるデザインは、見る者の心を魅了します。また、パッケージは四季折々の草花が描かれており、まるで鎌倉の自然をそのまま持ち歩いているかのような感覚をもたらします。
鎌倉キャラメルサンドの魅力
『鎌倉キャラメルサンド』は、特製キャラメルとホワイトチョコクリームがサブレでサンドされた一品です。サブレにはアーモンドパウダーが使われており、香ばしく焼き上げられています。特に神奈川県産のレモンピールが加えられており、爽やかな甘さが特徴です。直径約5cm、重量約30gのサイズは、一つでも満足感がありながら、ついもう一つ欲しくなる絶妙なバランス。さらに特筆すべきは、サブレの花びらが15枚ある点で、これは江ノ電の15駅目が鎌倉駅であることに由来しています。
地元の資源を生かした製品
「テロワール」という考え方を重視する鎌倉レ・ザンジュは、地元の素材を活かしたお菓子作りに取り組んでいます。今回使用されるレモンは、小田原の「アキサワ園」で生産されたもので、レモン果汁が販売される一方で、皮は通常は廃棄されていました。このレモンの皮を有効活用するため、農家と協力して特製キャラメルに使うことになりました。この取り組みは、地域の資源を大切にし、そこから新たな価値を生み出す挑戦そのものです。
商品詳細
『鎌倉キャラメルサンド』は、301円(税込)から購入可能で、3個入り908円(税込)、6個入り1,815円(税込)も用意されています。長谷寺のなごみショップや湘南エリアのお土産店、百貨店などでも販売予定です。
この新しいスイーツを通じて、鎌倉の文化や自然を感じ、多くの人に愛される商品となることを期待しています。お菓子に込められたストーリーや背景を感じながら、心温まるひとときをお楽しみください。