愛媛県大洲農業高校が発案した新しいおむすび
愛媛県の大洲農業高校が、地域食材を活かしたおむすびを販売します。このおむすびは、スマホ世代が忘れがちな「手で掴んで食べる」文化を再発見する試みの一環として生まれました。おむすびを通じて地域の食材の魅力を広めることが目的です。
商品概要
今回販売されるおむすびは2種類です:
- - 豚の角煮むすび(税込価格200円)
- - 椎茸のみそ焼きむすび(税込価格180円)
これらは、愛媛県産の食材を使用し、大洲農業高校の生徒が考案したレシピを基にしています。
販売期間と場所
おむすびは、2020年3月19日から3月31日までの期間限定で販売されます。販売場所は、松山市にある「おむすび手に手に」。
具体的な住所は以下の通りです:
愛媛県松山市平和通1丁目4-15。
ここはテイクアウトやイートインが可能で、約15種類のおむすびが楽しめる人気店舗です。
食育プロジェクトの背景
この取り組みは、「令和元年度農業体験味覚育成事業」として、地元食材の魅力を発信することを目的としています。 2019年の夏にスタートし、大洲農業高校ではおむすびの試習授業を行い、その後、生産者との交流会も開催されました。地域食材の重要性を学ぶ機会として、多くの生徒たちが参加しました。
また、県内でのイベント出店も行われ、2019年11月には愛媛産業まつりに参加し、たったの数時間で160セットの販売を達成しました。
2020年2月にも愛媛県庁にて「大洲農業高校おむすび屋」を出店し、100セットが瞬時に完売した実績があります。
大洲農業高校について
愛媛県立大洲農業高校は、食品デザイン科や生産科学科から成る農業高等学校で、全校生徒は約210名を数えます。この学校は「どこに出しても恥ずかしくない人間になれ」という校訓のもと、生徒たちが地域のために活躍できる人材に育つことを目指しています。
愛媛県のブランド戦略
愛媛県では、地産地消を推進し、地元の農林水産物のブランド化を図るため、様々な取り組みを行っています。地域の特産品をもっと多くの人に知ってもらうため、学校や地域の生産者と連携し、食文化の振興に努めています。
このように、愛媛県大洲農業高校のおむすびは、地域とのつながりを大切にしながら、現代の食文化を見直す素晴らしいプロジェクトです。ぜひ、期間中にお立ち寄りいただき、地域の味を楽しんでみてください。