TikTok流行語調査:全世代で「なぁぜなぁぜ」が人気!Z世代は猫ミームに夢中?
ショート動画SNS「TikTok」の運用やインフルエンサーキャスティングを行う株式会社Utakataは、10代から50代のTikTokユーザー224名を対象に、「TikTokの流行語」に関する調査を実施しました。
調査の結果、TikTokがきっかけで流行した言葉やフレーズとして、全年代で「なぁぜなぁぜ」が最も多く挙げられました。
「なぁぜなぁぜ」は、東京・六本木の「FABRIC LOUNGE ROPPONGI 7」に在籍する「桃園(ももらんど)ありさ」さんが自身のTikTokで「どハマり中櫻井優衣様の【なぁになぁにゲーム】」と題して投稿した動画内で用いられたフレーズです。
一方、10代から20代のZ世代では「なぁぜなぁぜ」に続いて「猫ミーム」を挙げるユーザーが多く、Z世代では手軽に見られるネタ動画が流行する傾向にあるようです。
「猫ミーム」は、海外を中心に飼い猫の様子を撮影した動画を一部のみ使用し、他の猫動画と組み合わせて作成した動画群「Cat Meme」が元ネタです。「Cat Meme」が日本にも輸入され、新たな動画素材と組み合わさることで自然発生的に発展を遂げました。
今回の調査では、「なぁぜなぁぜ」や「猫ミーム」以外にも、「ひき肉です」や「ストリートスナップ」などが挙げられました。
「ひき肉です」は、中学生YouTuber「ちょんまげ小僧」のメンバー「ひき肉」が動画冒頭で行う挨拶です。
「ストリートスナップ」は、風景や街で歩く人物のファッションなどを撮影した写真や映像のことです。
これらの結果から、TikTokは新たな流行語を生み出す力を持っていることがわかります。また、Z世代は、手軽に見られるネタ動画に強い関心を抱いていることも明らかになりました。
企業は、TikTokを活用することで、自社の商品やサービスの認知拡大を図ることができると考えられます。