鈴鹿サーキットのF1展
2015-08-27 13:00:02
鈴鹿サーキットのF1史を体感する企画展が三重で開催
鈴鹿サーキットのF1展、夢と挑戦を感じる
三重県総合博物館(通称MieMu)にて、特別企画展「SUZUKA 夢と挑戦のステージ ~ホンダのF1と鈴鹿サーキット~」が開催されます。このイベントは、鈴鹿サーキットとホンダの長い歴史を振り返り、日本のモータースポーツの魅力を再発見する貴重な機会です。
F1ブームを支えた鈴鹿サーキットとホンダ
1980年代後半から90年代初頭、F1ブームの波に乗った鈴鹿サーキットは、日本におけるモータースポーツの聖地として知られています。アイルトン・セナや中嶋悟といった著名なレーサーたちがこのサーキットで数々の名勝負を繰り広げました。それぞれのレースは、日本中のレーシングファンの心をつかみ、F1の世代を超えた魅力を広めました。
一方、ホンダは1964年にF1に初参戦し、以来数々の挑戦を乗り越え、世界最高峰のエンジンメーカーとして名を馳せてきました。ホンダと鈴鹿サーキットの関係は、単なるレースの舞台を超え、自動車産業の発展に貢献してきました。今年は、7年ぶりにホンダがF1のパワーユニットサプライヤーとして復帰したこともあり、特に注目が集まっています。
企画展の詳細と見どころ
企画展は、鈴鹿サーキットのこれまでの取り組みとホンダのF1の歴史を中心に構成されています。展覧会の目玉には、さまざまな車両展示があり、F1ファン垂涎の品々が揃います。特別展示として、ホンダのパワーユニットを搭載する「McLaren-Honda MP4-30」が期間限定で展示され、訪れる人々に最新のテクノロジーを間近に体験してもらう機会を提供します。
展示室では、各種レースで活躍した6台の車両や関連するウェア、当時のレースポスターなども展示されています。これらは、F1の魅力をかつてのレースの情熱と共に伝える貴重な資料です。また、ホンダのエンジン開発や技術革新への取り組みも取り上げられており、その成り立ちを知ることができます。
夢を育む鈴鹿サーキット
鈴鹿サーキットは、レース場としてだけでなく、子供たちの夢を育む場でもあります。企画展を通じて、夢の力や挑戦することの素晴らしさを多くの人々に伝えることが目指されています。特に、若い世代に向けてのメッセージは大切であり、モータースポーツに触れることで得られる興奮や情熱を感じてもらいたいという願いが込められています。
開催情報
この企画展は、9月19日(土)から11月15日(日)の期間にわたって開催され、毎日多くの来館者を迎えることが期待されています。観覧料は一般1,000円、大学生600円で、高校生以下は無料です。特に各種関連イベントも予定されており、レーシングドライバーのトークショーやワークショップも開かれます。
また、休館日も設けられているので、来場する際は注意が必要です。詳細な情報は、三重県総合博物館の公式ウェブサイトを確認することをおすすめします。興味のある方は、ぜひこの機会をお見逃しなく!
この特別企画展を通じて、鈴鹿サーキットとホンダのF1への挑戦の歴史をぜひ体感してください。
会社情報
- 会社名
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三重県総合博物館
- 住所
- 三重県津市一身田上津部田3060
- 電話番号
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