横須賀市のふるさと納税
2024-07-31 18:57:08

横須賀市のふるさと納税寄附額が過去最高の4.4億円を達成

横須賀市のふるさと納税寄附額が過去最高を記録



神奈川県横須賀市は、令和5年度のふるさと納税寄附額が4億3,918万円に達し、前年度の約170%の増加を見せました。この金額は、ふるさと納税制度が始まった平成20年度以来、最も多くの寄附を受けたことを示しています。これまでの最高額は令和3年度の2億8,640万円であったため、その記録を大きく更新しました。

ふるさと納税寄附額増加の背景



寄附額の増加は、以下のような取り組みにより実現しました。

1. 専門部署の設置: 経済部に「ふるさと納税企画担当課」を設け、専任担当者を配置することで、納税の活用促進を図りました。
2. 連携チームの設立: 市内事業者と連携する「ふるさと納税連携チーム」を発足し、農業や水産業、サービス業との強いコネクションを築きました。
3. 専門家の招聘: 楽天での経験を活かした山田穂高氏を「ふるさと納税アドバイザー」として招聘し、寄附及び返礼品の魅力向上に貢献しています。
4. 営業活動の強化: 商工会議所や金融機関との協力の下、参加企業数を115社に増やし、返礼品を779品にまで拡大しました。これにより、地域経済が活性化しています。
5. 広報活動の充実: 新たな返礼品や情報をメディアを通じて広く発信し、多数の取材を受けることで露出を図りました。

具体的な寄附額の成長要因



特に人気のある返礼品には、丸良水産の海苔やマーロウのプリンなどがあり、これらは定期便の企画や新たなラインナップの追加によって寄附額の増加に寄与しました。さらに、2026年度に向けても、新たな返礼品の追加が予定されています。

地元事業者からの声



地元の事業者たちもこの動きを強くサポートしています。丸良水産は、「横須賀市の魅力ある商品に目を向け、アドバイザーの助言で自社の意識を高めることができた」と述べています。また、有限会社マーロウは、「ふるさと納税を通じて横須賀の魅力を全国へと発信していきたい」と期待を寄せています。

今後の展望



山田穂高アドバイザーは、「全国的に寄附が減少する中、横須賀市は明るい未来を見据えています」と評価し、今後も地域の活性化を目指した取り組みを続ける意向を示しました。

横須賀市は今後も寄附の流通拡大を目指し、地域事業者との連携や、寄附財源を活かした様々な地域活性化プロジェクトに積極的に取り組んでいく予定です。これにより、市民の皆さんがより豊かに生活できる地域づくりが進むことでしょう。


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会社情報

会社名
横須賀市
住所
神奈川県横須賀市小川町11
電話番号
046-822-4000

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