テリロジー、Wing Security社と提携しSSPMソリューションを発表!
最近、企業におけるSaaSの利用が急増しています。業務に不可欠なツールとして、多くの企業が活用していますが、それと同時に、管理されていないシャドーSaaSやWebサービスの存在が、新たなセキュリティリスクを引き起こしています。この状況に対して、テリロジーが新たに提供を開始したWing Security社のSSPMソリューションが注目されています。
Wing Securityによる効率的なSaaS管理
株式会社テリロジーは、イスラエルのWing Security社との販売代理店契約を締結し、同社のSSPM(SaaS Security Posture Management)ソリューションの提供を本格的に開始しました。このソリューションでは、企業内で使用されているSaaSやWebサービスを可視化し、そのリスクを分析します。これにより、安全なSaaS利用が可能になります。
シャドーSaaSの可視化
Wing SecurityのSSPMソリューションでは、Google WorkspaceやMicrosoft 365などの企業の基幹業務に関連するSaaSに接続されたアプリケーションや、従業員が自身で選択したSaaSが自動的に検出されます。この機能によって、企業は未管理のSaaSの存在を把握し、セキュリティ管理を強化することができます。
リスク評価と情報漏洩対策
Wing Security社独自のデータベースは、30万件以上の情報を蓄積しており、検出されたSaaSの安全性を評価します。これにより、リスクの高いSaaSを簡単に特定し、対策を講じることが可能です。また、同ソリューションは、SaaS内で使用される生成AIの存在や、データがAI学習に利用されるかどうかに関する情報も確認できます。
ユーザーの利用状況を可視化
さらに、検出されたSaaSのユーザー利用状況や権限設定、未使用のアカウントなども一目で把握することができます。この機能は、セキュアなSaaS管理を実現するために不可欠であり、企業が実施すべきガバナンス体制の強化を支援します。
ワークフロー機能でリスク管理を効率化
Wing SecurityのSSPMソリューションには、自動ワークフロー機能も搭載されています。この機能により、検出されたリスクに即座に対応するカスタマイズ可能なプロセスを作成でき、企業はリスク管理の手間を大幅に削減できます。
プライバシー保護の強化
最近の情報流出やプライバシー侵害のリスクに対処するため、Wing Security社は生成AIの使用状況を解析し、潜在的なリスクを可視化する機能も提供しています。これにより、企業はデータの扱いに対する理解を深め、必要な対策を講じることができます。
安全なSaaS環境の構築へ
テリロジーは、Wing Security社のSSPMソリューションを通じて、お客様のSaaSに関するセキュリティ強化を積極的にサポートします。従来のセキュリティ手法を超えた、新しい管理体制の実現に貢献することで、企業の業務環境をより安全なものにします。
まとめ
テリロジーが提供するWing Security社のSSPMソリューションは、企業が抱えるシャドーSaaSのリスクを理解し、効果的に管理するための強力な武器となるでしょう。今後ますます重要視されるSaaSセキュリティの分野で、新しい挑戦に立ち向かうための一歩を踏み出すことが期待されています。