シニアのオンライン交流
2023-12-25 20:24:05
シニアの集いをオンラインで!新たな交流の形を発見
オンラインでつなぐシニアの輪
12月21日に行われたオンライン学級会は、シニアたちが全国各地や海外から参加し、特別な交流を楽しむ機会となりました。NPO法人日本シニアデジタルサポート協会が主催するこのイベントは、入院中の高齢者もスマートフォンを手に参加できるため、どこにいてもつながれる喜びが感じられます。
リアルとデジタルのハイブリッド交流
この日のハイライトは、Zoomを用いたデュアル方式の学級会。シニアたちはクリスマスのサンタ帽をかぶり、画面越しに笑顔を見せながら交流を楽しんでいました。特に印象的だったのは、入院中のシニアが他の参加者と一緒にラジオ体操を行い、元気な姿を見せたことです。海を越えてタイの子どもたちの様子も画面を通じて伝わり、心温まる瞬間が広がりました。
子どもたちの歌がシニアの心を癒す
この学級会では、ゲスト講師として株式会社Saphanの代表、作田詩織氏が参加。彼女はタイでのフェアトレードコーヒーの売上を通じて支援しているミャンマーから移住した子どもたちとつなげる役割を果たしました。子どもたちからのミャンマー語の歌のプレゼントは、シニアたちに大きな感動をもたらしました。手拍子をしながら、その歌声を聞くことで、言葉の壁を越えた心の交流が実現したのです。
参加型レクリエーションで笑顔が広がる
事前にシニアたちが考案したアイデアでは、ラジオ体操を皆で行うことが計画されました。高齢者たちの指導のもと、子どもたちも一緒に体操に参加し、和気あいあいとした雰囲気の中で親しみが生まれました。さらに、徳島会場からは雪を見せる工夫もあり、季節感を楽しむことができました。
スマホ教室の広がりと新たなコミュニティ
このオンライン学級会を主催する日本シニアデジタルサポート協会の玉井知世子氏は、現役の看護師であり、この活動を通じて高齢者とのコミュニケーションの重要性を実感しました。スマホを活用することで、高齢者たちが新たなコミュニティに参加することができ、孤立を回避できる仕組みが整っています。実際、この活動は開始から3年目を迎え、全国のNPOからも高い評価を得ています。
まとめ
日本シニアデジタルサポート協会の活動は、シニアと子どもたちがつながる架け橋として注目されています。オンライン学級会は、場所を選ばず、さまざまな人々が参加できる素晴らしい機会です。今後もこのような活動が続き、さらに多くのシニアがデジタルの世界に触れていくことを期待しています。
会社情報
- 会社名
-
NPO法人日本シニアデジタルサポート協会
- 住所
- 兵庫県神戸市東灘区北青木3−13−7105
- 電話番号
-
070-8585-4736