AI教習所、1.3億円調達
2024-06-28 17:05:57

AI教習所、1.3億円調達!自動運転技術で運転教育の質向上へ

AI教習所、1.3億円調達!自動運転技術で運転教育の質向上へ



AI教習所株式会社は、既存株主であるミナミホールディングス株式会社に加え、アサヒロジスティクス株式会社と株式会社Fusicを新たな株主として迎え、総額1.3億円の資金調達を実施した。同社は、「技術の力で、より安全な交通社会を作る」というミッションのもと、自動運転技術とAIを活用した「AI教習システム」の開発・提供を行っている。

# 資金調達の目的と今後の展開



今回の資金調達により、AI教習システムの開発体制を強化し、免許取得時の技能教習での利用を目指していく。さらに、職業ドライバーや高齢ドライバーなど、幅広い層へのサービス展開を図ることで、ドライバー不足や高齢ドライバーによる事故増加といった社会課題の解決に貢献していく。

また、今回の資金調達で得られた資金は、AI教習システムの開発だけでなく、教習所との連携強化にも活用される。具体的には、中・大型車両に対応するための開発加速や、教習所の各種システムとの連携強化、AI教習システムから得られるデータを用いた新たなサービスやソリューションの共同開発などが挙げられる。

# 新規株主からのコメント



アサヒロジスティクス株式会社 代表取締役社長 横塚 元樹氏

アサヒロジスティクスグループでは、2,500名を超えるドライバーが在籍している。そのうち、入社時の半数は初めてドライバーという職業を選択した方であり、年間100名ほどが免許取得支援制度を利用して上位免許を取得してから業務を開始している。物流業界では、上位免許取得が不可欠となっており、今回の出資によって技能講習の質向上、ドライバーの早期戦力化、事故削減といった課題解決につながることを期待している。

株式会社Fusic 代表取締役社長 納富 貞嘉氏

AI教習所株式会社の革新的な技術と可能性に大きな期待を寄せている。デジタル技術の導入やシステム最適化を通じて、より質の高い運転教育を提供し、共に未来の交通社会を築き上げるパートナーとして全力でサポートしていく。

# AI教習システムとは?



AI教習システムは、自動運転技術とAIを活用することで、指導員が同乗することなく、安全かつ客観的に運転教育を行うことができるシステム。高い評価精度と優れたユーザーインターフェースから、教習所関係者および教習生の双方から高い評価を得ている。

# AI教習車の特徴的な機能



AI教習システムは、以下の特徴的な機能を備えている。

自動運転技術: 車両の自動運転機能により、安全かつ正確な運転操作を支援する。
AIによる評価: AIが運転操作をリアルタイムに評価し、運転スキル向上のためのフィードバックを提供する。
データ分析: 運転データの分析を通じて、個々の運転スキルに合わせた効果的な学習プログラムを提供する。
シミュレーション機能: さまざまな交通状況をシミュレートし、臨場感あふれる運転練習を可能にする。

# AI教習所株式会社の概要



商号: AI教習所株式会社
事業内容: AI教習システムの開発・販売、関連HWのレンタルなど
所在地: 福岡県大野城市下大利3丁目2-20
代表者: 代表取締役 江上 喜朗
資本金: 3億2,000万円(資本準備金含む)
設立年月日: 2021年5月12日
株主: ミナミホールディングス株式会社、株式会社ティアフォー、アサヒロジスティクス株式会社、株式会社Fusic
URL: https://ai-driving.school/

# まとめ



AI教習所株式会社は、今回の資金調達によってAI教習システムの開発を加速させ、運転教育の質向上に貢献していく。自動運転技術とAIを活用した革新的なシステムは、ドライバー不足や高齢ドライバーによる事故増加といった社会課題の解決に期待が寄せられている。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。