札幌にリユース拠点
2025-12-02 15:29:27

札幌にリユース拠点「ジモティースポット」がオープン!地域の循環社会を目指す

札幌に新しいリユース拠点が登場



2025年12月16日、北海道札幌市に「ジモティースポット札幌モエレ店」がグランドオープンします。この店舗は、株式会社ジモティーが北海道札幌市との官民連携協定に基づき設立したもので、地域住民が不要になったモノを譲り合うことができる新たな拠点となります。本記事では、ジモティースポットの特徴や目的、オープンにあたっての思いについて詳しくご紹介します。

ジモティースポットの基本理念



ジモティースポットは、「まだ使えるのに不要なモノ」を地域で譲り合い、再利用することを推進するサービスです。この仕組みを通じて、地域住民は不要品を簡単に持ち込むことができ、次に必要な人々に繋げることができます。譲り受けたい人は、「ジモティー」のウェブサイトから情報を得て、実物を見て購入または引き取りを行います。

市民と自治体、双方にとってのメリット



不要品を持ち込む市民の特典


  • - 予約不要で手数料ゼロ:ゴミとして処分する際の手間やコストを削減できます。

譲り受ける側の利点


  • - 手に取りやすい価格や時には無料でリユース品を手に入れられるため、特に低コストで生活用品を調達することが可能です。

自治体にとっての利点


  • - 不要品のリユースによって廃棄物を減少させ、地域内の資源循環を促進します。

「ジモティースポット札幌モエレ店」の詳細情報



新たに開店するジモティースポット札幌モエレ店の所在地は、北海道札幌市東区東苗穂14条2丁目17-10です。オープン日である2025年12月16日より、毎日10時から18時まで営業し、毎週火曜日が定休日です。また、初期の営業にあたっては12月28日までは火曜日も通常営業が行われます。

持ち込み対象品には、家具や家電、子ども用品、スポーツ・レジャー用品、楽器、食器、本、CD、衣類、ペット用品などが含まれています。ただし、持ち込むことができるのは札幌市民のみであり、身分証の提示が必要となります。

この取り組みの背景と理念



株式会社リサイクルショップ・ライズの代表取締役、板本侑衣氏の言葉を引用すると、「モノには必ず価値がある」との強い信念が感じられます。彼は15年以上にわたりリサイクル業界に携わり、モノの再利用の重要性を実感してきたと語ります。今回のジモティースポット札幌モエレ店の出店は、地域で循環する社会の実現に向けた一歩として位置付けられています。

市民と市民を繋ぎ、モノを大切にする意識を育むことで、札幌市の環境改善にも寄与していく考えです。

全国展開と今後のビジョン



ジモティーは全国で259の自治体とリユースに関する協定を結び、すでに25の自治体でジモティースポットを運営しています。2025年の上半期には約50万点のモノがリユースされ、約1,600トンのごみ減量を達成したといいます。札幌白石店の開設から3ヶ月で52トンを達成した実績もあります。

今後、ジモティーは全国に300店舗以上のジモティースポットを目指し、誰でも簡単にリユースできる環境づくりを進めていく方針です。リユースが一般的な社会インフラとなるよう努力し、地域の生活をさらに豊かで持続可能なものにすることを目指します。

まとめ



「ジモティースポット札幌モエレ店」のオープンは、地域の人々がモノを大切にし、資源の循環を促進するための新たな舞台となることでしょう。これにより、地域社会が一体となって持続可能な未来を築くための一歩となることを期待しています。リユースと循環の理念を全国に広げていくこの取り組みに、ぜひ注目していきましょう。


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会社情報

会社名
株式会社ジモティー
住所
東京都品川区西五反田1-2-10CIRCLES五反田2階
電話番号

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