未来を考える展示会『ゴールドウイン地球にやさしい未来の服、ひらめき展』が始動

地球にやさしい未来の服を考える『ゴールドウイン地球にやさしい未来の服、ひらめき展』

株式会社ゴールドウインが2026年3月に開催を予定する展示会『ゴールドウイン地球にやさしい未来の服、ひらめき展』では、地球環境をテーマにした作品の創作を促進します。開催に向けて、2025年12月1日から2026年2月15日の期間に、若者や子どもたちからのひらめきやアイディアを広く募ります。この取り組みは、ファッション業界が直面している環境問題を多角的に考察し、衣服の未来像を描くことを目的としています。

ファッションは私たちの日常生活に欠かせない要素ですが、ファッション産業は環境負荷の大きな要因となっています。特に、衣服の製造過程や廃棄処理は、環境に深刻な影響を与えており、その見直しが急務です。ゴールドウインは、スポーツやアウトドアアパレルを手掛ける企業として、これまで多くの教育機関と連携しながら、次世代を担う子どもたちに環境意識を育む取り組みを行ってきました。今回の展覧会もその一環として、より多くの人々と共に地球と服についての未来を考え、創造的な交流を図る場となるでしょう。

展示会の目的と内容

集まった作品は、会場で展示されますが、順位をつけたり競わせたりするのではなく、全てのアイデアに価値があると考えています。参加者に身につけてもらいたいのは、「地球にやさしい未来の服」について考えるきっかけです。来場者が共に観察し、思索を深められる場として、アイデアの価値を再認識することが目的です。応募者には、環境問題と服について学ぶ教育用の教材も提供され、学びを通じて自らのひらめきを育てる機会が設けられます。

中里唯馬氏がサポーターに

この展示会には、著名なファッションデザイナーである中里唯馬氏がサポーターとして参加しています。中里氏は、普段何気なく使う服が面白い「力」や「物語」を持っていることに触れ、衣服について新しい視点を提供しています。衣服は、私たち人間にとっての重要な道具であり、その背後には大きな背景があることを考えることで、次世代にどのような服を届けることが理想か、共に考える機会となるでしょう。